この幸せあたためますか

①告白
②初デート
③初キッス
④プレゼントチェック
⑤イブの夜
⑥むふふ
⑦永遠の愛を誓う

①告白
今度、俺とデートしてくれないか
君のことが前から好きだったんだ
とても思いやりがあるところがいいんだ
こんな俺だけど付き合ってもらえないかな
返事今じゃなくていいから・・まってるね
・・to be continued

②初デート(序章)
私はねあなたのことが気にはなっていたけど
まだそんな気持ちじゃあいんだ
だけどねあなたの一生懸命なところ
とてもいいと思うの
だから最初はね友達として考えてみてもいいかな

女性の心の中では、ガッツポーズを
しているのであった・・女ってずるい

②初デート(本編)
あっ痛い 手が・・・釣れた

どっか行きたいとこないかな
うん 私、魚釣りに行ってみたい

そうなのこんなに寒いのに
俺は無理だと断りたかった
なぜなら俺は釣りをしたことがないのだ

なにを釣りたいの・・なんでもいいからお魚さん釣りたい
でも場所だけは決めてあるんだ

俺は必至に釣りの勉強、針の結び方、釣具屋に行って初心者が使う釣り竿一式
ご購入した・・・でもなんで釣りなんだろう

当日の朝、彼女を迎えに行く
朝寒いねと言うと ポンとあったかいコーヒーが
場所 遠いから 安全運転でね

車の中では、今朝しいれたような釣りの仕掛けなど
話をしたが、彼女は少し窓の外を見て
切ない顔をしていた

よーし釣るぞ・・・釣れない
彼女がお弁当を作ってくれていた
こんなに食べられないよというぐらい
朝何時に起きたんだ

それから夕方になり釣れなかったね
ごめんねと言うと

彼女が ありがとう と笑って言った

その分けは後から知ることになる。
・・・to be continued


③初キッス

あれから数日たった休みの日
彼女と夕食を食べに行った

帰りの車の中で彼女の家の前につき
別れ際のことだった

視線は下の方をむいたまま
黙り込んだ彼女の口から
この前は ありがとう 魚釣り楽しかった

ううん・・・ありがとう


③初キッス
釣れなかったじゃない・・・to be continued

でも釣れなかったじゃない・・
俺の力不足でごめんね
だって小さい魚一匹も釣れてないんだよ

お弁当もあんなにおいしいの
たくさん作ってくれたのに
ありがとうはないよ

こちらから謝るべきことだよ

初デートだよ 少しは俺だってかっこを
つけたかったし
やっぱりそうだよね
こんな頼りない男は残念賞だよね

もう誘うのやめるよ・・・ありがと・・

 

③初キッス
もう誘うのやめるよ・・・to be continued

もう誘うのやめるよ・・・ありがと・・

そんなこと言わないで

なんでそんなに優しいの

なんで私の事、そんな風に思うの

なんでいつまでもそばにいてくれようとしないの

うるんだ瞳を大きく開き 彼女が叫んだ

違うのよ・・・

静寂の中、彼女が震えた声で話し始めた

少し寂しい思い出なんだけど

③初キッス(続)
少し寂しい思い出
 何が彼女にあったのか
  ・・・to be continued

 


③初キッス(続)
私が小さい時に父があの場所に

魚釣りによく連れて行ってくれたの

私がお魚つりたいと言ったばかりに

したことがない釣りを一所懸命勉強して教えてくれた

あなたも父のように同じ努力を

いっぱい いっぱいしてくれたの

それが分かってるから 

 ありがとう だったの


③初キッス(続)
ありがとうの本当の意味とは
  ・・・to be continued


③初キッス(続)
でも、その父もいない・・去年病気で亡くなったの
だから私の好きになった人を
その場所に連れて行くのが
私の夢だったの
だから・・こっちを向いて
ちゃんと笑って とほっぺをつままれた
あなたの事 大好きだよと 聞こえた瞬間
甘い香水の香りとともに
やわらかい唇が触った


③初キッス(続)
やわらかい唇
  ・・・to be continued

③初キッス(続)

えっ キス?

彼女は恥ずかしそうにうなずいた

そしてまた見つめあう二人
ラジオで流れるクリスマスソング

ねえもう一度キスしよう
純真な乙女のように・・・はいとうなずく

彼女の肩を抱えキスをして

顔を胸に抱き寄せた

 愛してる の言葉が自然に口からでた

私も・・・


③初キッス(続)

今日はダメ・・・二人は
 ・・・to be continued

  
③初キッス(続)

そうすると彼女も愛してるといいながら

ぎゅっと抱きしめてきた

このまま離れたくない
このまま返したくない
このまま君を抱きたい
とめどなく思う気持ちが声となって
そのたびに返事をするかのように
彼女が抱きしめてきた

このまま・・・・今日はダメ

じゃーねと恥ずかしそうに車から降りていく彼女

また明日おやすみなさいと

③初キッス(続)
おやすみなさいと
うつろな頭に声が響いた
まだ車内に彼女の香水の匂いが残っていた
香水なんかつけたことのない彼女が
俺、ダメな男だな
彼女から先にキスされるなんて
自分の不甲斐なさに’わ~と’叫んでしまった


次回
④プレゼントチェック
  ・・・to be continued
 きみはプレゼントに何を選ぶのか
 

④プレゼントチェック

もうあっという間にクリスマスに近づいてる
どうしよう、ホントに
まだ彼女の好きなもの
あまりわかってないし
ショッピングに行っても
これかわいいとか言うけど
これ欲しいって聞いたことないんだよな
買って買ってと言われたら楽なんだけどなー

ちょっと探りを・・・

次回
④プレゼントチェック
  ・・・to be continued
 きみは彼女から聞き出せるのか

④プレゼントチェック

なんか今好きなものある
うーん あまりないかな
興味あることは
うん 釣れなかった魚釣り・・面目ない
なんか聞き出そうとしてるでしょう
クリスマスプレゼントでしょう

なんにもいらないよ
一緒にいてくれたら それでいいの
一番うれしい言葉をもらった
あぁ・・それ以上聞けない

次回
④プレゼントチェック
  ・・・to be continued
 きみはこの難関を突破できるか
④プレゼントチェック
でも・・・どうしよう
指輪とか早いしな・・
マフラー 手袋・・・・
あーーーわかんないや

12月の寒さがこたえる 

今にも雪のふりそうな帰り道

ぼそぼそと言いながら家路を急いだのだった

イブの夜はホテルのクリスマスディナーを予約
それとそのあとのお楽しみの予約
プレゼントはこれで・・・


次回
⑤イブの夜
  ・・・to be continued
 きみはこのイブの夜を素敵な夜にできるか

 ちょっと早いですがイブの夜に突入しちゃいます。
 この先のお話もお楽しみに 

⑤イブの夜
まったかなちょっと豪勢にホテルのクリスマスディナーを
予約したよ行こ・・食事も終わり

あ、星空みたい なんか流星が見えるみたいよ
奇麗に星が見えるところない

あーーーわがまま娘め

この後・予約が・ホ・・が・まあいいか

2H かかるけどいいの 

いいよーと甲高い声がホテル中に響いた

次回
⑤イブの夜
  ・・・to be continued
 きみはどんなドラマを作れるか
 
 更新遅れました。用事で・・・・
 この後のプレゼントは渡せるのか
 お楽しみに

⑤イブの夜
ドライブ中、仲間の噂話で盛り上がり
街灯も何もない山奥のところへ
昔し友人達とここへ来たんだ
空が落ちてくるくらいの星が見えて

何もかもが透き通っている
夜空が見えたんだよ

だから一度
きみを連れてきたかったんだ
今日ばっちり見える良かった

⑤イブの夜
  ・・・to be continued
 きみはイブの夜を成功させることができるか
 
 この後のプレゼントは渡せるのか
 お楽しみに

⑤イブの夜

二人草むらに寝転がり眺めていた
本当に落ちてきそうな星空
冬の匂いのする風が
二人のほほを撫でていった
あっ星流れた

うそ どこ・・・

いや違うよ、高い山に登ったから

雪がちらつきだしたんだよ

クリスマスイブの日に
雪見れるなんて何年振りだろう
ホワイトクリスマスだね

⑤イブの夜

寒くないと聞くと
彼女がちょっと寒いかもと

じゃー俺、車からマフラーもって来るね
私のカバンも持ってきて

チャンスだ
プレゼントを隠しながら

彼女の元へ ほらマフラーだよと
そっと首にかけ カバンを渡した

⑤イブの夜
  ・・・to be continued
 きみはクリスマスプレゼントをどんな風に渡せるか
 
 この後のプレゼントはなに?
 お楽しみに

⑤イブの夜
プレゼントを頭にかぶせようとした瞬間に
後ろからぎゅっと抱きしめるつもりだったが


彼女が突然 
そうだこれ渡そうと思って・・・

手をひっこめた・・・ぐすん・また先こされた

じゃー、一緒に渡そうか

はい これ メリークリスマス

うん・・・うそだー


⑥むふふ

はい これ メリークリスマス
うん 同じもの・・・うそだー

でっかいサンタ用の靴下

最近、二人で行った量販店に
これいいよね大きな靴下
俺、頭からかぶれるぞと

ふざけて見ていた靴下だった

中には手紙が
彼女の渡した靴下の中から

いつもありがとう
大好きだよ

これに欲しいもの書いてねと書いてある


俺も
愛してる いつも隣にいてください。

あとプレゼントは
わかんないからこれに書いてと

手紙をいれた

二人は顔を見合わせて

大きな笑い声が
街灯もない静寂で
雪の降る山に響いた


⑦永遠の愛を誓う

私たちとても似てるよね

いつもお互いの心の中には
相手の幸せを思っている
そうだね この幸せな時をずっと
二人であたためないか
うん そうしたい

プレゼントの入ってない靴下あるし

いつ もらえるのかな
いつか 私たちの子供ができたらかな

そうだねそれまで何も入れず
手紙だけ毎年入れておこう

サンタさんへ

欲しいものは、〇〇〇 ですと・・・

この幸せあたためますか


<追伸>

〇〇〇は読んだあなたが入れてください。

私は あなたの幸せ でした。

 

 

『転校生物語』4部(別れた道の行方)


今年も夏まで連載をします。第4部
主題:『転校生物語』
サブ:自然から学ぶこと
〈内容〉
 新しい生活の行方

 下のこのスレッドを表示で
 続きが見れますよ

2部
https://twitter.com/IxfB6w4UcDiRQgC/status/1502232032076001283
3部
https://twitter.com/IxfB6w4UcDiRQgC/status/1520292443895504896
4部
https://twitter.com/IxfB6w4UcDiRQgC/status/1527794468782735362

今日は大学の入学式

4月4日だ

雪博君 おはよう
あおいちゃん おはよう

お父さん大丈夫なの

まあ何とかね
母さんがまだ岐阜にいるけど

今日から大学生活だけど
サークルとか決めたの

いやーー全然

式に送れるよ

この子は、あおいちゃん
前の高校の同級生なんだけど
最近 よく俺に連絡してくる
なんか俺のこと好きなんかな
いやいや 俺には雪ちゃんが

雪ちゃんからのモーニングコール

昨日ね かおり先生(姉)の
結婚式のドレスを見てきたんだ
そういえば 仲人のあいさつ
ちゃんと 考えた?
いや まだ・

結婚式4月12日だから
10日には岐阜に行くから
雪ちゃん一緒に考えてよ
もうそっちは大学になれた?
獣医学科って意外にカリキュラム多いの
ほんと大変
そっちは、まあ適当に決めた
またそんな事言って 弁護士になるんだったら
ちゃんとしないと
雪博君 愛してる また明日ね
メールするからね


次の日に かおり先生の結婚式
岐阜に行く予定であった
雪博に問題が発生

あおいちゃんがついてくることになった

事のいきさつは、
今度の休みどっかいかないと誘われ
ごめん 用事あるんだと
何の用事なの 親父の代理で結婚式に
そうなの 私も行く
いやいや 知らない人だから
そう 連れて行かないと

 

私 泣いちゃうから
分かったよ でも別行動だからな
おじさんのお見舞いも行きたいし
確かに 親父の知り合いだしな

岐阜 羽島やっと着いた

わあ 田舎~

雪ちゃんが親父さんと迎えに来てくれた

この子だれ

あー あおいちゃん 親父の知り合いなんだ
お見舞いに行きたいと言ったから


とりあえず 親父の病院へお願いします
雪ちゃんと並んで後ろの席へ
尻をつままれ 誰よ あの子
だから親父の知り合いの子供さん
幼なじみかな?
そう もう浮気したの
してないよ デートなんかしてないよ
もう 仲人のあいさつ文考えてあげないんだから
そうこうしてる間に病院へ着いた
親父元気か

よう雪博 着たな
母さんがスプーンでご飯を食べさせていた
母さんと久しぶりに新婚気分だよ

へいへい 元気なのはわかったわ

あおいちゃんも来たのか
おじさん大丈夫でしたか
これ父からのお見舞い

パイナップル

ありがとな 雪博 お前も好きだろう
食べな 

いいよ 母さんとべたべたして食べな


そういえば 雪博 話しとくことがある
仲人代理としてな

母さんとの出会いをまだ話してなかったな

結婚する 正憲さんと かおり君がいなければ

母さんとは出会はなかったんだよ

それはな・・・

親父と母の出逢い話を1時間はめになった

おじさん 素敵 雪ちゃんとあおいちゃんが口を
そろえて 目を輝かして聞いていた


もう面会の時間終わっちゃう
あおいちゃんは、今日何処に泊まるの
決まってんじゃない
雪博君の家
えっとね
雪ちゃん 足踏んでるよ💦
親父 そうだな 止まってけ
さらに足が・・・・
じゃ雪も泊まる
仲人のあいさつ文考えなくっちゃ
母さんはまだ病院に泊まるから
仲良くね 雪博 ウインク


あああ しょうがないな
じゃ何もないから飯でも買っていこうか
ご飯どうしようね
雪博君 雪が美味しいもの作ってあげるね
雪博君 あおいも作ってあげる 何食べたい
あわあぁ なんでもいいよ
その間にあいさつ文考えるから
二人で仲良く作ってくれるかな
さあ買い出し フォアグラがいいかしら

ど・ど どうしよう
二人仲良くしてくれるかな
久しぶりだなこの家も
雪ちゃん 上がるね もう何回も
ご飯作ってるから どこに何があるか
分かるんだ
あおいちゃんがこっちをにらむ
さあ上がってよ
私 帰る・・・
まあ そう言わずに
美味しい料理 作ってよ


そう言うんだったら 作ってあげてもいいわ
床をどん どん と鳴らしながら
入っていった
あちゃ 人生災厄の日だ
炊事場のほうから聞こえる声
この鍋先に使うね
いや 私の方が先よ
包丁一本しかないじゃない
私が使ってたの とらないで
顔が青ざめてく 気分悪い
熱が・・雪博君 大丈夫 起きて

 

すごい熱 
雪ちゃん 布団何処にあるの
あおいちゃん そこの押し入れ
私、氷のう準備するね
寝巻は・・・
そこのタンスだと思う
ねえ薬は
遠くで聞こえる二人の声
ああもうだめだ おやすみ
二人とも仲良くしてくれー
目が覚めた 二人とも両側で添い寝
なんだ なんだ

あれ 俺 いつ着替えた?
パンツは・・ち・が・う

雪博君起きたんだね
雪ちゃん 熱 下がったかな
おでこ合わせて
だいぶ引いたね熱
寝汗すごくて
二人で2回もきがえさしたんだから
もしかして見た
・・・
私は一回だけ
後は、あおいちゃんが
あれもう何時 朝の8時
結婚式何時からだっけ
親族は11時から あっもう行かないと
雪ちゃんも準備とか


大丈夫 もうお父さんが
服もってきてくれたから
あおいちゃん寝てるね
毛布かけてあげよう
ありがと あおいちゃん
あっ忘れてたあいさつ文
もうだめよ
時間ないから着替えて
私が着替えさしてあげようか
いやいや もう大丈夫
行くよ 結婚式へ
なんか私達 夫婦 みたいだね

 

いざ結婚式

母さんは・・・
病院からくるって
着付け頼んでいるみたい

神前式だったよね
俺何すればいいの

いいの立ってるだけで

先生出てきたわあー綺麗

白無垢姿の先生 正憲さんも決まってる

三々九度

3つの盃は、それぞれ新郎新婦の過去・現在・未来

かおり先生の頬のいろが

変わって耳も赤いぞ

こんな先生初めて見た


披露宴 仲人のあいさつ
本日は初夏を思わせる
春の陽気に恵まれ お暑い中
ご出席を賜りまして誠にありがとうございます。
この度はふつつかな私共の媒酌では御座いましたが、
先ほど、神前にて無事挙式を済ませ、
ここに結婚披露宴を催す運びとなりました。

今回 父の代理として
この場に立っていることを
お詫び申し上げます。

いいぞ 雪博君

私の父と母は
今そちらにいらっしゃる
新郎 正憲さん 
新婦 かおりさん
がいなかったら出会うことなく

私も生まれていなかったでしょう

かおりさんが 川で流され助けに行った
正憲さん 私の父 そして母が見守る中


助け出された
かおりさんの救助をしたとのこと

その二人が結ばれ

私の両親も結ばれ

とても深い縁を感じています。

そして新たな命も

人の縁とはなんと深いものでしょう
これから生まれてくる命にも

皆様の温かいご縁があると思います

最後にフォロワーさんとの
ご縁もありがとうを言いたいです。


披露宴もすすみ
最後のご挨拶へ
新郎新婦の横へ並び
横へ雪ちゃんが
いいスピーチだったね
昨日 熱出たのに
いつ考えたの
いや~
まだ書きかけだったのに
文字が付け加えてあってさ
あおいちゃんが書いてくれたみたい
そう あおいちゃん

私も好きだな あの子 あおいちゃん
でも負けないぞ よし


こうして横に立ってるもんね
あっ あおいちゃん忘れてる
どうしよう
携帯の電源切りっぱなし つけると
メールが
1件 あんた ばか おいていくなー
2件 まだ
3件 まだ
4件 まだなの
5件 もう 帰る・・・・・

やばいよ 雪ちゃん 
大丈夫よ 私 電話しといたから

今日も家に泊まるって
みんなでかえって お祝いしよう


あおいちゃん ただいま
雪博君 私をおいていくなんて
そんなに私のこと嫌いなの
雪ちゃん ありがとね 電話
こんなやつけっちゃえ
あっ あおいちゃん ありがとね
あいさつ文付け加えてもらって
私じゃないもん・・・うそ・・・べーー
母さん 宴会の準備しなきゃ


雪ちゃんも あおいちゃんも手伝ってね
ハーイ 京子ママ
新郎新婦も来るから~


雪博 二人とも仲いいぞ
昨日のよる何かがあったのか
そういえば見られた?
恥ずかしい
雪博 お前は テーブルの準備
それと掃除機 洗濯・・はいいか
はーい お母さん
はい は伸ばすな

 

雪ちゃんとあおいちゃんはいいのか
 ぶつぶつ
二人はかわいいからいいの
雪博の嫁さん候補だからね~
何言ってだよ
二人に聞こえるじゃん
いいじゃん もう見られたんだし
はぁ 何が ♪~(´ε` )
昨日 あんた熱出たんでしょ
あー いつもの知恵熱ね
雪ちゃんが電話してきて
京子ママ どうしようって


汗かいてたら着替えさせれば
すぐ直るわよといっておいたから
全裸にされて二人に着替えさせられた
雪・・博 を考えて
病院で笑い転げてたわ・・・
さて母さんが腕を振るうか 
また唐揚げかよ
昨日作れなった食材あるから
フォアグラのソテー
ベーコンポテトサラダ
取り分けで大皿にのせれば


後 雪博 ビールな
母さん緊張して飲めなかったわ
うそだ 3杯は飲んでた
注ぎ来たときは全部一気で
早く買ってこい
あおいちゃんも行っておいで
今日はごめんね
いいのよ そういう約束だったもん
それと昨日は・・・・
あー着替えさしたから
パンツまで・・恥ずかしい

雪ちゃんが本当に心配してたよ
いい彼女さんね
見ていてこっちが焼けてきちゃった
ずっと横でタオル変えてた

だから そっちはお任せして
あいさつ文書いてた
そうそうおじさんの話し聞いてたからね

ごめん 言いそびれちゃった
いいのよ あんたバカだから
そんな事 言わなくても分かるわ

でも 私もまだ まだ がんばらなくちゃ
何を・・・
この 鈍感 雪博 ケツバットじゃー
いたっ
ビール2ケースとおつまみ 色々
あれっ 雪博君 
正憲さん 今から挨拶へそっちへ向かうところ
手土産をね お父さんのところ病院へは
いってきたから
かおりが運転手 
いやー 一滴もお酒飲んでないからさ

かおり先生
雪博君 今日のスピーチ最高だった

先生こそ 綺麗でしたよ
先生の白無垢姿

もっと派手なのがよかった じゃないのですか?

雪博そこへ直れ 100tハンマーじゃー

そちらは
あおいです 幼馴染ですね
早く 車 乗って


ただいま ビール買ってきたよ

そこで かおり先生と正憲さんと合ったから

あら 早かったのね

うちの旦那は話長くなかった 

いえいえ 1時間ほど 

なげーな親父の話 

まあ そこへ座って

今日はありがとうございました
無理いって仲人まで

雪博君も代理ありがとうね 

あいさつが好評で 

質問攻めにあったよ

どうやって助けたの 人口呼吸はしたのとか

みんなテレビの見過ぎだよね

ホントはかおりを助けようと川に飛び込んだけどね

足がつっちゃって、逆にかおりに助けられたんですよ

えっ 親父そんなことは言ってなかったですよ

正憲 なんでばらすかな

私が何も言ってないからよ(かおり)

人を助けに来た人の悪口をいえるか

あーあ 黙っとけば美談だったのに

やっぱ先生 男気 スゲー


まーまー 大体想像はついたけどね

かおりが 泳げないって不思議だったのよ

旦那はどっちを助けたんだか

 

かおり先生 川でなんで流されたの
いやね 水着が 流されて 
追いかけていただけ

そしたら見えそうになって

キャーと叫んじゃった

そしたら 正憲さんが颯爽とあらわれた

大爆笑

それも内緒にしてたの かおり

だって言えないじゃない

大丈夫か 水飲んでないか

とか真面目に聞くんだもん

恋しちゃったから


かおり先生 乙女心です
あおいちゃんが目を輝かせて
雪ちゃんも
おいおい そこは
見えそうでキャーじゃないのか

確かにボインなのか?
雪博 どこ見てんの 先生
正憲さん言ってやってこのエロ雪博に
青春だな キラッ

明日から新婚旅行ですね
どこに行くの

いやね かおりもみおもだし

だから 温泉宿でゆっくり

そういえば

赤ちゃんのエコー写真があるの

小さな命の写真
これから始まる
君の人生
いつから君は思うんだい
生まれてきてうれしいと
何度もお腹を触って
お話を聞いて
たまにはポンポンと
合図を送る
それがうれしい合図だね


雪ちゃん写真見せて
あおいちゃんものぞき込む

ほんとまだ小さいだね
3ヶ月だからね

男かな 女かな

まだね わかんない でも 女の子の気がする
なんかな いつもより 女ぽっくない 私

先生いいすぎ やっぱ先生は男気あっての

そこへ なおれ 100000tハンマーじゃー

ご勘弁を


雪博君 ねえ小さいね そうだね 雪ちゃん
私たちもこんな赤ちゃんほしいよね・・・
あおいちゃんが・・・ハンマーを・・・・
そして楽しい 結婚式の打ち上げは終わっていった
そっち片付いた 雪ちゃん片付いたよ
ねえ 雪博君 あおいちゃんが呼んでる
こっち来て  何かな?


どう この寝巻 セクシーでしょう
今日買いに行ったの

意外とこんなエッチなのあって
田舎なのにね

確かに誰が着るんだろうと思う
下着が田舎には多いな

真っ赤な下着がちらり

今夜 私の寝室 来てもいいからね

あわああ あおいちゃん 何言ってるの

雪ちゃんと相部屋だよ

うそだ 

だって 母がいるじゃん


ふー たすかった

雪ちゃんのあの言葉に触発されたか

私たちもこんな赤ちゃんほしいよね

心配だな 雪ちゃんとあおいちゃんの相部屋は

もう 母さん寝るからね

早く寝なさい


雪博君 お茶飲む

いいね 熱い緑茶 ずずっ~

あおいちゃんは・・・

私も飲む へっ あの寝巻は着てないぞ

早着替えか・・

なんか私の顔についてるの こっち見んな 

どっかのギャルみたいな

じじいこっち見んな攻撃

いや~ 怒ってる

ここは早々に退散しよう

雪博君 トランプしない?


いや 疲れてるから 先に・・・

いやまてよ

このまま 雪ちゃんとあおいちゃんを
二人っきりにするとまずいことに

分かったよ

おやつ持ってくるね
あと 飲み物も

ポテチ
冷蔵庫に アップルのジュース
サイダー コーラっと

はいジュース リンゴの

二人に注ぐ俺コーラね

何する 大富豪 

 

もちろん勝者は、王様

何でも一回命令ができる

あおいちゃん それは・・・

雪ちゃんも目がマジだぞ

じゃ~💦  カード配るね

早く配れよ

あれ 二人とも 顔が真っ赤

なんで アップルジュースかと思ったら 
シードル これはお酒ですと


雪博 あんたどっちをとるの
そんな こと言われても

あおいちゃん 私が先に好きになったのだからね

いいや 私の方が先です。
はよつげや雪博 そのアップルジュース

なんだかんだで二人ともよっぱら

勝者 雪博

王様誰だ はい 雪博様

王様のいうことは絶対だから

雪ちゃんとあおいちゃんは


今日は一つの布団で寝る事

はい 急いで ちゃんと確認するからね

はいはい 行って 

そこの布団に並んで

はい 王様 

雪ちゃん ごめんね
あおいちゃん ごめんね

二人でひそひそ

はーーいおやすみ

かけ布団をかけて おやすみー

 

翌朝

母さんおはよう

昨日のみすぎたは・・頭痛い

迎え酒 ルンルン

あれ昨日ここにあったシードルない

雪博知らない

昨日飲んだんじゃない 💦

雪ちゃんとあおいちゃん起きてこないね

起こしてきて

コンコン 入るよ

まだ寝てる

起きろ二人とも

手が二本伸びてきて

引き込まれる

雪博君も一緒に寝よう 寝よう

二人の間に挟まれ がっちりホールド

どうする俺 汗がとまんえね

もう いいかな ダメ ダメ

もう いいかな まだ まだ

もう いいかな キスして キスして

もう やめんかい 


だって 頭痛い だもん


わかりやした
薬もってきます

あら 二人起こしに行ったんじゃないの

頭いたいって 薬あるかな

二日酔いか💦

そういえば まだ あの二人
一つの布団で寝てたな
仲がいいのか

薬 持ってきたよ

そこおいといて

雪ちゃん あおいちゃん

いいの二人で抱き合って寝るから

じゃまじゃま

 

あおいちゃん 雪博君のこと頼むね
雪ちゃんまかせといてよ

余計な虫がつかないように
みはっとくから

でも恋はまけないわよ
大丈夫 正々堂々と戦うわ

ありがとう あおいちゃん
ありがとう 雪ちゃん

恋はライバルがいるほど
燃え上がるから

また夏休み会おうね
海行こう 水着もうかってあるんだ


雪博君とおそろ~
あおいちゃんずるーい
私も買いに行く 雪博君を貸して

あおいちゃんそろそろ
起きないと 電車に間に合わないぞ

明日から大学だよ

母さんは仕事はどうすんの

いや~ やめるは~

やめてどうするの 海外赴任はどうするの

あれね 違う人を推薦しといた

私より優秀な若い子に


父さんと暮らす

久々の夫婦 水入らずでこっちに住むは

だから雪博は、東京で一人暮らしな~

料理も出来るから心配いらんだろ

それがいいよね かおり先生もいるし

自然豊かで畑でも作るは

猫も飼いたい、犬も飼いたい
 
また、若い時味わった田舎暮らしに

戻りたくなっちゃった

 

あおいちゃん 行くよ 
雪ちゃんも見送りに

また二人で?来ちゃったね この駅
あおいちゃんもいるけど

ああ💦 あおい弁当買ってくるから
二人でまっててね

あの子いい子だよね
いいよ 雪博君 あの子と付き合っても

そんな 雪ちゃんとの
約束忘れてないから


二人で家族と歩くから あの川沿いの道
ぎゅっと手を握る雪ちゃん

東京行きの電車が間もなく到着します
白線までお下がりください

お待たせ 弁当 買ってきた

あおいちゃん 夏に遊びにおいでよ
それまで 雪博君を頼むね

任せといて このあおいに
変な虫来たら かおり先生直伝ハンマーで

人たたきするから 

ちっちゃい 10tハンマー ワハハ

じゃ夏まで バイバイ


夏休み前の東京

ピンポーン 雪博君 学校行くよ
もうこんな時間

待って あおいちゃん
なんで ねぼうするかな 

昨日 雪ちゃんからメールきて
雪博君レポートで遅くまでしてたから

起こしに行ってあげてだってよ
妬けるね 私が入る隙間ないじゃない

もうこのレポート出したら
夏休みだ


あおいちゃんはどうするの
もちろん 雪ちゃんのところへ遊びに

海に川に 雪博君も行くんだよね
ああ行くよ

でも雪男の世話に
雪男って誰 ああ💦 牛

酪農体験をね 

かおり先生から頼まれて
身重で動けないからだって

あと三日後には出発だ


あのさ買い物付き合ってくれるかな
あおいと

いいけど 何を買いに 
水着(⋈◍>◡<◍)。✧♡

当然 ハイレグ (*´艸`)

やめた方がいいよ💦 そんなハイレグなんか
着ていくところじゃないし

川だから 岐阜 海ないしww

そうなの ムダ毛処理もしたのに~

雪博君 どっちがいいかな
着替えてくるから 試着室の前で待ってて

ずずっ チャックを下す音
あのね 後ろのチャック
おろせないの手伝って

あおいちゃんそれはまずいって
いいから手だけ出して

ここチャックね
ずずっ かみこんでる

もう一回上げるよ 
下に下げるよ

ぷにゅ なんか触った そこ お尻よ
ありがとう 

どうだった私のお尻のさわり心地は


ごめん わざとじゃないよ
はいはい 水着に着替えるから
試着室から 手を外に出して
こんなことして
はたから見ると カップルだよな
じゃあじゃん 
どう これいいでしょう
それスポーツ水着じゃん
泳ぐの川だからこれがいいかなと思って
雪博 もしかして
エロいの期待してた
なんなら ひも水着見る~


それから 大学のカリキュラムも
終わり 田舎へ行く当日の朝

おはよう雪博君
あおいちゃん その恰好
虫取り網 籠 麦わら帽子
どっかの子供だよ
いいの 都会人が田舎に行くときの
定番だから

雪博君 そのかばん何?
いやーかおり先生から土産の依頼
メールで注文書が届いたから

 

ネットで注文すればいいのに
送料大変だから買ってきてだって
しっかりしてんな かおり先生

さあ行くよ 1ヶ月間の夏休み 楽しむぞー
ところであおいちゃん
何処に泊まるの?

もちろん 京子ママの家に
俺んちか💦

雪ちゃんが泊まるって言ってるから
部屋ないよ 大丈夫 
雪ちゃんと相部屋だから

いつの間にそんな約束してんの

岐阜駅に到着して
降りると
かおり先生が迎えに来てくれた

買い物ありがとう
受け取りに じゃねー

先生迎えに来てくれたんじゃないの
嘘よ早く車にのりな

でも先生お腹大きくなったね
そりゃそうよ 出産予定日は 10月だもの

あおいちゃんが お腹に耳当ててる
わっ動いた

ほら雪博も触ってみて
ほんとだ動いてる

いくらでも触っていいぞ もう慣れた~
あう人全員に触られてるから~笑い

 

雪博ついたな 親父元気か
もう病院から退院して

自宅療養中の親父が出迎えてくれた
腕の骨折 大丈夫?
ああ 一応リハビリ中

今日は、鮎釣りに行って
大量だった

かおり先生も家に来てくれよな
はーい 夜に行きます。

母さんは・・ 
なんか 主婦会の料理を作りに行ったよ

なんか もうこっちの生活にハマって
毎日ルンルンで出かけていくよ

おじさん 今日から一ヶ月お世話になりますね
あおいちゃん 

親父さんからよろしく頼むなと 電話来たよ
お母さんの 命日の日に

そう あおいちゃんの
母はもう他界しているのだ

もう10年か 早いな

私の京子母が 女の子になる準備の世話や
身の回りの世話をしていたのだ

実は 私の父は医者であった

そのころ あおいちゃんの母親が 
親父と友人だったらしい

あおいちゃんの母親が病気にかかり

その病気の原因が不明で
親父が原因解明に必死になっていたらしい

今の仕事も治療薬を探すため
こんな田舎に来たらしい

あおいちゃん すまんな
お母さんを助けられなくて

おじさんにはすごく助けられました
今もこうやって、治療薬を探してくれてる


母さんが亡くなってから

思春期の私が、少しやんちゃな方向へ
行きかけていた

そこで 出会ったのが

雪博君 と 京子ママ です

京子ママは、女性としての事を
色々教えてくれた

そして、涙する夜に
温かく抱きしめてくれた

だから京子ママは、私の2番目の母親です。

 

あおいちゃん お帰り 京子ママ 

雪博もいたのか いたのかはないだろう

主婦の会でお芋の味噌和え作ってきた

父さん鮎 沢山とってきたみたい

かおり先生たちもくるって

雪ちゃんはくるだろうか

久しぶりに会いたいな

なんか 男の子と歩いていたわよ
あんた フラれたんじゃない

そんなことはないよ 今朝もメールしたし
返事来なかったな・・・

あおいちゃん にはメール来た?

今日行くからとメールしといた

やばいなぞ 俺 フラれたか?

雪博 こっち来て手伝ってくれ
父さん まだ重たいものは
もてないから
炭に火をつけてうちわであおぐ 

雪ちゃんにフラれた~


雪博君 何考えてるの あおいちゃん

いや 雪ちゃんからメール着てないんだ

あれっ 雪ちゃんにフラれたんじゃない

あおいが彼女になってあげてもいいよ

いや それは・・・

何よ 私じゃ不服って顔ね

いいよ 今晩 慰めて あ・げ・る

雪博 鮎に串さしてくれ はーい

慰めって なんだ?


かおり先生と雪ちゃん 正憲さんが

着たから 雪博 

鮎 焼いてくれ

雪ちゃん来た 久しぶり会う
雪ちゃんに挨拶を

雪ちゃん 久しぶり プイ

なんか俺したかな

さあ みんな 飲み物 注いで

乾杯するぞ

そそくさと雪ちゃんの横へ

乾杯

乾杯もしてくれない 俺 フラれた

雪ちゃん どうしたの

腹立ってるの

あおいちゃんからのメールで 

あおいちゃんの お尻触ったんですてね

それは、事実ですが・・・ほらね

事故だよ あおいちゃんの服のファスナーが

挟まって取れなかったから

手伝ってあげただけだよ

そんな事 かいてなかったよ


お尻 触ってくれたって メールで

そんなの嘘だよ ほんとだよ💦

大体 想像はついてた 大笑い

でもね 雪博君の 近くにいる

あおいちゃんがうらやましかった

雪ちゃん ごめんね 

これから一ヶ月は一緒にいられるから

あおいちゃん 嘘はだめだよ

バレたか 

あおいちゃんは悪くない 雪博君が悪い


母さん そういえば 

あおいちゃんは、真実を知ってるの

雪博 それはまだ知らないはず

それは もう少ししたら

あおいちゃんの お父さんが話すはず

だから それまでは 話したら 駄目だから

そうか でも 雪博

ほんとの き・・・ 見たい

そうかな あおいを探しに行った日に

初めて会った時から そう思ってる

 

 

京子ママ 雪博君 二人で何話してるの

あっ あおいちゃん いや別に

雪ちゃんがね 今晩

近くの神社で夏祭りあるんだ

一緒に行かないって言ってるんだけど

あおいちゃんも行く 行く

実は母さんから 二人に

プレゼントがあるんだって

あおいちゃんのお母さんが着ていた

浴衣があるんだって

 

そうなんだ・・・

うれしくないの

うん うれしいけど 忘れていたかったんだ

さびしくなるから

でも 京子ママ

何故 そんなの持っているの


それは、あなたの お母さんが亡くなる前

あおいが大きくなったら

着せてあげてと頼まれたの

そうなんだ

二人とも 浴衣に着替えてきたら

 

着付けわかんないよ

大丈夫よ 京子ママが 教わってるから

二人とも いらっしゃい

母さん とても うれしそうな顔をしてる

女の子の子供ほしいって言ってたもんな

俺が生まれたあと

子宮筋腫になって 子供産めないって

自分の娘が 二人いるようなもんか

雪博 父さん何


今日あともう一人ゲストがくるんだよ

だから 鮎焼き 追加で 頼むな

だれが来るの

あおいちゃんの親父さんだよ

あおいちゃん知ってるの

知らないかも

さっき 俺に 電話あったばかりだ


そろそろ 二人 浴衣姿で 

かおり先生が出てきた

浴衣姿だ・・・・・ 

お腹 でかい   

なんで 若い者に張り合うかな

げ・・母さんも浴衣・・・

二人出てきた 

可愛い

手をつないで

あおいちゃん 下駄のはき方 へたくそ


よっ 雪博君 

おじさん 着いてたの

あおいちゃん お父さん・・・

雪博君 呼ばんでいいよ

すぐ帰るから

あおいが浴衣着るというから

いてもたってもいられなかった

 

だから 見に来ただけだ

あおいちゃんの お父さんの目に涙が光っていた

思い出すな・・あおいの 母さんを

また 来週 泊りで来るから

その時 よろしくな

おじさん 帰るですか?

鮎 焼けたんで もって帰ってください

雪博君 いつも すまんな

あおいを ちゃんと見守ってもらって

当然ですよ

 

あおいのお母さんが亡くなって もう 10年か

あおいが16歳の時、

その当時 あおいが家出をして

雪博君も一生懸命探してくれたな

そして 雪博君があおいを連れて帰ってきたときに

やっぱ 兄弟なんだなと 感じたのさ

おじさん あおいちゃんに あの話をするんですか?

するさ

これからのあおいの人生で大切なことだ 

私とは血がつながってなくても

君と親父さんがいるじゃないか

このままでも いいのではないですか?


雪博君 違うんだよ

私は、あおいの母さんを今も愛してる

だから 話したいんだよ 真実を
雪博くーーーん 

じゃ おじさんは、帰るわ


あれ、だれかいたけど 誰だったの

いや、近所のおじさんが 鮎をもらいに来てね


どうだ 雪博君 この浴衣姿いいだろう

かおり先生~ 涼しそうですね💦

そこへ 直れ 100tハンマーじゃ


雪ちゃんも あおいちゃんも かわいいね

雪博君も早く着替えて 夏祭り 行くよ

 

わー すごい 大きな鳥居だ

まずは お参りからだよ

あおいちゃん 走っちゃダメよ コケるよ

あー あいからわずだな あおいは・・

雪ちゃんはそんな事無いよね

リンゴ飴に釘付けだ・・・

雪博君 そういえば

なに雪ちゃん さっきあおいちゃんの事

呼び捨てにしてたよね

もしかして、あおいちゃんと一線超えたとか?

そんな事 ない ない 兄◇%弟?


兄弟って?何 

こればっかりは 雪ちゃんにも話せない

俺の恋人は雪ちゃんだけだから

当たり前でしょ お尻をギュウとつまんであげる

そういえば あおいちゃんは、

さっきまで 金魚すくいしてたのに


何処へ行ったのか

あ いたいた 

あおいちゃん 泣いてる

雪ちゃんがそっと そばへ

ほら 綿あめ食べなよ

どうしたのよ さっきまで あんなにはしゃいでたのに

この浴衣 母さんが選んでくれたんだと思うと

とても悲しくなってね

あおいちゃん よく似合ってる

だから もっと楽しい顔しなきゃ

 

お母さんが 喜んでくれないよ

そうだよね 雪ちゃん

やっぱり、雪ちゃん大好き

でも 雪博君はあきらめないぞ

あおいちゃんは、あいも変わらず

立ち直り早いね

そりゃそうよ この夏を楽しまなくちゃ

そりゃ 焼きそば 買いに行くぞ 

走らないでよ

ぶちっ

あーあ 下駄の鼻緒 切れちゃった


雪博君 直して・・・・

もう完全に切れちゃってる


分かった おんぶして

車までだから

分かったよ

はい どうぞ

あのね 昔 お母さんに縁日の日に

おんぶしてもらったことがあったの

だから してほしかった

ありがとう

 

『転校生物語』3部 (これからの二人の行方)

ディズニーランドすごい人だね

一日フリーパスを買って

何故か今日は雪ちゃんと二人

かおり先生と母はどっかに用事らしい
結納品が何とか

でも 本当の初デートだ

プーさんのハニーはんと
美女と野獣“魔法のものがたり”

モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク

色々乗りたい

ねぇ雪博君疲れてない?

いやいや 雪ちゃん圧倒されちゃって

男って意外とイベント系って
つかれてしまうんだよな

いかんいかん 初デートだ
気合いを入れて

ああいい忘れてた 明日もここに来るからね

連チャンですか

ミラコスタ 一泊だから

はぁーーー へぇーーー ばぁーーーー

秘孔をつかれた

どっ どうして

それと 二人部屋 だから

ひぃーーー

そんなお金持ってないよ( ^ω^)・・・そこかい

京子ママから預かってきてるから

だから 今日は ナイトパレード見るんだ

どうしよう二人でお泊り
初デートでお泊り

気のちっさい男だな 雪博 
堂々とセンカイ・・・い
なんか聞こえた 母とかおり先生の声が


ナイトパレードまで時間あるから
早めにホテル行って
チェックインしましょうよ

シャワーも浴びたいし

行くよ雪博君

部屋についた
綺麗な大きな部屋だな

ベット 一つ 
だってツインがなかったんだもん

いいじゃないい一緒に寝たって

キングサイズだし・・


シャワー浴びたいから
後ろ向いててね
はっ はぃ 
パサー スー いいにおいが
もういいよ
バスローブ包まれた雪ちゃん
おもむろにお風呂場へ
おい おい
大胆だな 雪ちゃん
なんか誘ってる ふうー
いや違う 天然なだけだ
シャーとシャワーの音
部屋に響く
俺の耳にも響く
いかんいかん 窓でも

 

窓を開けた途端
強い春風が部屋中を駆け巡った

後ろの方でキャーという声
振り返った瞬間
こっち見ないで~

雪ちゃんのバスローブが
はだけて大変なことに
雪博君 見たでしょう
えっ見てないよ
嘘つき
いや上についたサクランボは見えたけど
やっぱり エッチ

二人で笑った
ほら雪博君も汗だくなんだから
シャワー浴びてきて
うん分かった

お返し 後ろから パンツを

脱がされた

大胆な 雪ちゃん 


初キスも あっ 家にお泊りの朝に 
なんか 触ったような
もう盗まれた 僕の唇

さあ夜のパレードに行くよ
雪ちゃん その恰好は・・・
光る耳のついた
ミッキーのカチュウシャをはめ
腕には光るリング
パレード ステッキ
子供以上だった
はっははっはっは
何がおかしいのよ


気合い入れてネットで集めたんだから
ぷんぷんだ
分かったから行こう
それでも恥ずかしくないさ
手をつないで行こう

やっぱりみんなが見てる
まあいいか
雪ちゃんと
一緒にいられるから

恥ずかしいことも
この子には無関係

人に迷惑をかけてるわけでもない
逆に楽しいと思わせることができる

だからずっと離さない この手は


パレード場所に到着
事前に 長く見れる場所を
雪ちゃんリサーチ済み
わあ 白雪姫だ ミッキーだ
目を輝かせ
その間は、俺は カメラで パシャパシャ
記念に 地どりポーズで
雪ちゃんをバックに

ああ楽しかった

明日はこれに乗って
あれもでしょう

雪ちゃんお腹減ってない?

減ったよペコペコ

 


ああもう9時だよ

お店 どこも開いてないかも

しょうがないな

さっきホテルで買っといた

ハンバーガー 食べる

ハニーポップコンもあるよ

食べる~

どっか 園内で食べようよ

通りから少し離れたベンチに座り

コーラで乾杯 

もう18歳だから補導されないよね
悪いことをしてる
そわそわした気持ち

あっなんか光った

ほらあそこ

ゆらゆら飛んでるよUFOじゃない

うそ・ほんとだ

なんか前からピンク色の物体が近づいてくるよ

雪ちゃんが抱き着く
また 当たる

お疲れ様です。パレードの演者の人たちだ

ほっ 宇宙人かと思った(あいめろ★さん)

でもなんか聞こえない

歌ってる 一青窈 ハナミズキ だ

怖いよ 早く ホテルに行こう

危ないから
手をつないで
雪ちゃん

痛っちょっとなんか足にあたった

足見てあげる

ちょっと座って

大丈夫 枝かなんかだね

雪博君 ありがとう

顔を見合わせた二人

そのまま 唇を合わせた

友情出演 あいめろ★さんです。


好きだよ 雪ちゃん 私も・・

後ろ、後ろ ピンクの宇宙人

えっ 振り返る

うそぴょん

もう遅いから ホテルへ 帰ろう

待って電話・・・

母から もう遅いじゃない

何処にいるの

いやーパレード終わって

外で ハンバーガーを

何故 家じゃないの

ホテルよ かおり先生も 一緒よ

二人ともメールも電話も出ないから

心配したわよ

早くホテルへ来なさい。ツーツー

誰から 母から

なんて

ホテルにいるから早く来なさいって

かおり先生もいるって

そんな  雪ちゃんとのデートが

あーーキングサイズのベットで 二人の夜が

雪博君どうしたの
いやなんでも無いよ


ホテルに着くと 
母にガミガミ 言われ

かおり先生には 
卒業前にお痛はいけませんと叱られ 散々

部屋割りは、キングサイズのダブルベットに

雪ちゃんとかおり先生

ツインに母と雪博が

なんでツイン空いてるの

そこは その コネクションをね

ああ 俺の青春の夜をかえしてくれーーーい

 

次の日は4人で
ディズニーを満喫

私は 雪博執事として
散々な一日

大量のお土産の荷物持ち

もう怖いこの女性三人組には
付き合いたくない

待てよ このままいくと
あり得る

この ポジション やべ

やっとのこと

家に帰還し

雪博 お風呂入れて
雪博 お茶

雪博 洗濯まわして

あわあわ 目が回る


雪ちゃんがそっと手伝ってくれた

洗濯は私がやるから 

だって 私のパンティー
見られたくないし

そりやーそうですよね

母のデカパンは ほいほいと 入れられるが

雪ちゃんとかおり先生の 下着はね

はい お任せします。

そして夜も更け

リビングで寝落ちしていると

雪博君 お風呂あがったよ


雪ちゃんがパジャマ姿で

京子ママと かおり先生は先に入って
もう寝たよ

疲れたよね 大丈夫 雪博君

そうだね

さてお風呂入ろうかな

雪博君 背中流してあげようか

いえいえ そんなところ

かおり先生に見つかったら

百叩きでは済まされないから

そう、残念 


ホテルでも 

洗ってあげようかなと思ってたのに

じゃー 先にお休みね

ああ終わった 俺の青春
カムバック 雪ちゃん

でも雪ちゃんの天然なのか
愛なのか 本当にこの先楽しみだ

そういえば

かおり先生 いつ結婚式するのだろう

卒業式は 3月1日だしな

今日は 2月20日 あと10日

高校生活も終わりか

 


でも先生 なんでこの時期にここにいる?

卒業式準備で忙しいはずなのに

さあ寝るとすっか

雪ちゃんに背中 洗ってほしかったな

ぐーーー
あまりの過酷さ故 瞬間で寝れたのであった

おーい雪博 かおり先生帰るって

正憲さんが迎えに来てるから

おーーーい起きろ

雪博 起きろ

母さん

雪博君 おはよう

正憲さん おはようございます

今日 かおりを岐阜まで送って帰るので

また向こうで会おうな キラッ

先生 卒業式の準備できてるんですか

大丈夫(^^)v そこは
後任に任せてあるし

へっ 学校辞めるんですか

産休だよ 私から教師とったら何が残るんだい

このボケが いてぇ

雪ちゃんも帰るの 私は
あと二日ここでお世話になります。

ねぇ京子ママ ねぇー雪ちゃん

雪博君 今から かおり先生の
両親に挨拶に行くんだよ

うまくいくことを願っててくれないか

あーそうなんですね
正憲さん 頑張ってください

熱い握手で別れを

じゃあ かおり先生から耳元で

雪を頼むな一言

 


あぁ ゲームでもしようかな

フォートナイト バトルロイヤル

対戦型ゲームなんだけどさ

ここにいる ふうみん 🐦さんが強くてさ

勝てないんだよ

あっまたやられた 強いな

雪博君 ねえ私の相手もしてよ

買い物行こう

 

京子ママ なんか買ってくるものない

そうね 卵 小麦粉いやホットケーキミックス

あと パイナップル 生のやつね
HONEYGLOW のものね

母さんが作るの

ケーキなんか作ったことないのにさ

パイナップルは好きだけど

あんたはいいの

雪ちゃん大好きでしょう

そう 今も大好き

週にひと缶 いや 2缶ぐらいは

・・・恥ずかしい


なんで京子ママ 知ってるの

いやね 子供の時 パイナップルもって

放さなかったから

そうかなとおもって

雪博も同じく

さあ二人とも デパート 行っておいで


えっと パイナップル HONEYGLOW

あった 甘い匂い これにしましょう

もう一個 生食用に

えーー二つも

持てないよ

大丈夫 雪博君は パイン二つもっていれば
いいから

パイン二つ? ぼ・・💦

帰ったよ 

立派な パインね

胸に抱えてきたの 

そうだよ 当たって 痛むと いけないから

なんか胸にちくちくとげが 当たって

痛いんだよ

早くおかせて

雪博君 シャツに跡がついてる

おまけに サクランボのところに

きゃっはあはあ

パイナップルの切り方はね

母さんそんな事知ってるの 

友達のBettyちゃんに教えてもらったの

こうして順番どうり切ってね

これをこーしてそーしてこう
テイッ(  * ॑꒳ ॑*)⸝⋆。✧♡

わっ綺麗に切れた

美味しそう つまみ食い

雪ちゃんずるいよ

ケーキ用に薄く切ってね

ホットケーキミックスを混ぜて

電子ジャーにパイナップルを

敷き詰めて

後はホットケーキミックス

上から入れて スイッチポン

ああ パイナップルのいい匂いが

なんで ケーキ 作ったの

雪ちゃんの 大学合格祝い

俺のは いいのあんたは


ピンポーン

あらっ お客さんかしら
今日は誰も来る予定ないのに

雪博 出て

はい はい どなたですか

よっ toshi君 なんでここがわかったの

そう toshi君は転校 初日に声をかけてきた(友情出演toshiさん)
晴彦君と同じで やんちゃそうな子 
だけど 熱い友情の持ち主


かおり先生から聞いてね

雪ちゃんもいるんだって

遊びに来ちゃった

足はなんで じゃじゃん バイク 買ったんだよ

卒業前にツーリングしようと思ってさ

雪ちゃんいる はーーい

toshi君じゃない

まあ 外じゃなんだから入りなよ

母さん 友達が来た お茶入れて

じゃーみんなで 

雪ちゃんの大学合格祝いと

雪博は一応ね toshi君は

まあ 親父の農業を継ぎます。

就職祝いで カンパーイ

パインケーキだね いい匂い

toshi君は、今日はなんでここまで

いや 雪ちゃんがここにいるって言われて

すっ飛ばしてきた

だって また 卒業式で会えるじゃない

鈍いな 雪ちゃん💦

京子ママ まあ、いいんじゃない 

 

toshi君も家に泊まって、明日帰りなさい

つかれたでしょう

はい そうします。

部屋は 雪博の部屋ね

じゃー布団出しとくよ

お願い 雪ちゃんは私と 夕飯の支度ね

京子ママ はーい

おいおい雪博 
雪ちゃんがお前の母さん ママと呼んでるけど

お前らどうなってんだ

なんか俺の母はかおり先生の担任だったみたい

それに雪ちゃんと俺 幼なじみらしい

らしいってなんだよ

いやー生まれたころの

写真に二人そろって写ってるんだ

それだけか 

toshi なんだよ それだけかって言うのは

いや てっきり お前らできてるのかと
思ってさ

何も言えない雪博であった

雪博 toshi君 ご飯できたから

降りてきなさい

今日はママが腕を振るったから

えーーーまた唐揚げ

この家では腕を振るった料理=唐揚げ だ

そんな事を言うと唐揚げ抜きだからね

雪ちゃんが
じゃー私の作ったクリームシチューを

食べさせてあげるね あーーーん

toshi君のまなざしが怖い💦

いいよ自分で食べるから

沢山食べて 皿洗い 頼むは雪博 

母さん風呂入るは

雪ちゃんが いいよ 私やるから

toshi君とゲームでもやってて

ほらやるぞ toshi君

お前嘘ついたな

いやー何も言ってないぞ

無語で二人 フォートナイトをやるのであった

その夜 寝室での二人の会話は

お前 俺に嘘ついてどうするんだよ

雪ちゃんを俺がすきな事 わかってるんだろ

いいか 俺はあきらめんぞ

それまで お前とは絶交だ

toshi そんなら 俺は

お前となら一生 友達だ

かかってこい 前からぶつかってやる

そして 雪ちゃんを勝ち取ってやる

絶交なんかしない 

まけたよ 雪博 

お前の事も雪ちゃんの事も

これからずっと親友だ わかったか

おう わかった

おやすみ 

おーい 二人とも 朝ごはんだよ

雪ちゃんが 京子ママ 

昨日何やら二階がうるさかったけど

二人でまたゲームしてたの

いやしてないよ 

母が エッチなビデオでも

見てたんじゃない ねえ 雪博 (ウインク)

二人とも不潔¥¥¥¥

見てないよ 俺たち 

おう 見てないぞ 卒業式 何やろうかと

話してただけだ

雪博 帰るからな おう toshi

気を付けてね

雪ちゃん 雪博のこと頼むな

分かってる こんなだらしないやつ


翌日には雪ちゃんも帰ることになってる

卒業式の卒業生代表の挨拶が 雪ちゃんなのだ

この学校のマドンナであり 優秀な生徒

今日までだね家に泊まるの

明後日は後輩たちと予行演習だものね

うん分かってる

でも雪博君を連れて帰るまでは・・・

待ってよ 俺を卒業式に出させないつもり

俺も前日までには 母さんと行くよ

夜まで母さんも帰ってこないから

京子 母は大学講師で
今日は出勤

何処かへ出かける

出かけない家にいる

でもお願いがあるんだ 私を抱いて

なに言ってるんだよ

びっくりすること言わないで

私は本気よ

だってこのまま卒業式の日にあっても

離れ離れになってしまう


仮に遠距離で続いたとしても

続く理由がないから 私を抱いて

雪博君を肌で感じたいから

待って 待って

俺も抱きたいけど 今はだめだ

だからこうしよう

お互い裸になって抱き合うだけ

俺何言ってるんだ💦

そう・・雪博君 部屋に行ってて

着替えてくるから 
ヨレヨレのパンツじゃいやでしょ

ど‥どうしよう

その場の雰囲気で言っちゃったけど

かおり先生の声が 雪を頼む

えい 言っちゃっことはしょうがない
腹をくくれ 雪博

コンコン 入ってもいい 雪博君

いいよ

俺はベットで座って待つ

開けるね


雪ちゃん

その恰好 だめだ 見れない

だってこれしか持ってきてないもん

私変かな ねぇ ベットに入ってて 

布団かぶって 

なんか 聞こえる 服を脱ぐ音が 

入っていーい

いいよ 

どうしたの こっち向いて

うん

雪博ーーーーー帰ったよ
何処にいる二階
京子ママの声 

ど・どうしよう

雪ちゃんここにいて

着替えもってくるから

はーい 2階にいるから
今行く

母さん夜まで仕事じゃなかったの

あーー 意外と報告早く終わってね

ところで雪ちゃんは

なんか暑いから アイス買ってくるって

玄関に靴あったけど

あー ヒールの靴痛いんだって
俺のスリッパで行ったよ

そうなの 
母さん ふとっ風呂浴びてくるは

そそくさと 雪ちゃんの泊まってる部屋へ

わっ 着ていた服と ・・ぱん・

いやいや それは 

あっ 俺のスリッパ💦

入るよ いーい

大丈夫 これ着替え あとコンビニ行って
アイス買ってきて

ごめんね こんなこそこそしなくても

いいのよ 私のわがままなんだから

 

ひとまずアイスを買いに出て一安心

えー風呂だったは~

雪博 ビールもってきて

はーい

何・その汗 どっか走ってきた

いいや 俺も 暑くて

クーラーつけなさいよ

ただいま アイス買ってきたよ

おかえりー 雪ちゃん

京子ママ お帰りなさい

いやーーーね

今日、雪ちゃん泊まるの最後の日だから


どっか食事にでもと思って

うれしい 京子ママどこ行くんですか?
やはり女性は怖い・・・・

えーとね お寿司かな

わーうれしい 

雪博 いつものあそこ 予約 電話して

はーい

それにしても 焦った 焦った

でも 感のいい母にはばれてるだろう

親ってそういうもんだ

しかしまあー タイミング悪すぎ

 
楽しい 食事会も終わり

帰宅途中に母が 突然言い出した

雪ちゃん 今後 この家に 

いつでも遊びに来てもいいからね

私や夫がいなくてももちろん

雪博がいなくても自由につかいなさい

お互い 住む場所がちがっても

行き来はできるでしょう

だからね 悲しまないで

京子ママ ありがとう

 

ねっ雪博(ウインク)

そうだよ母の許しが出たみたいだね

お前えが 言うな 雪博

はぁーーー食った食った

後は寝るだけだー 


久々に腹いっぱい喰い

部屋へ さーて寝るか

暑いな 男はパンツ一丁

ベットへ ダイブ

くかー くかー 

なんかほっぺに触る 感触が

はっ 目が覚めると 人が影が

誰・・・雪

どうしたの もう朝

真夜中の2時過ぎ

どうしたの 

昼の続きをしに来た 

いや そのまま こっちへおいで

1時間 いや30分だけ

抱き合って寝よう

おいで 

うん・・・・

雪博君 朝だよ この寝坊助君

うーーーん おはよう

朝ごはんできてるから

今日駅まで 送ってね

 

雪ちゃん 荷物これだけかな
しかし まあー お土産いっぱいだね

京子ママ また向こうで会いましょうね
卒業式で

雪ちゃんも元気でね

行こうか

東京 東京 

新幹線乗り場についた二人

指定席を買ったの

1号車 それじゃ 奥の方だね

二人で歩くと 雪ちゃんが

時々立ち止まる

足でも痛い?

ううん違う 少しでも一緒にいたいから

そうかゆっくり歩こう

そっと手を差し出し つないで歩いた

俺、雪ちゃんに渡したいものがあってさ

バイトもしてないから

こんなのしか買えなくてごめんね

これ つけていてほしんだ

ネックレスを差し出した

大学の合格祝い

うれしい 私 何も あげてない

いいんだよ

昨日の夜 もらったじゃん

クスクス 二人で向き合い 笑った

じゃね 向こうでまた会おうね

これから始まる 
シンデレラエクスプレスの幕開けだった

その前に卒業式だー


雪博 早く起きなさい
いつもゲームばかりして
いいかげんにしないと
だって ふーみんに勝てるまでは
早くしなと新幹線乗り遅れるわよ
ピンポーン 誰かしら はーい
あおいちゃんじゃない
おう 久しぶり 雪博君元気してた
突然3年の2学期に転校なんて
まっ そうなんだけど
私、帰ってきたなら


連絡来るの待っていたのよ
この子は同級生 もしかすると
雪ちゃんのライバル?

大学はこっちの大学なんだよね
そうだけど
私もそこ受かったんだ
だから毎日会えるね
雪博いくよ 母さん待って
ごめん 今日また岐阜にいかないといけないんだ
また 電話するよ
雪博君の嘘つき

 

そういって電話かけてこないじゃない
わかったから 戻ってきたらするよ
じゃ行くね
岐阜 羽島 やっと着いた
懐かしいわね
風景が全然違うけど 匂いは同じだ
母さんが哀愁に浸るころ
雪ちゃんからメールが・・・
雪博君のお父さんが事故で
今、警察から電話あって
そちらに迎えに行く途中で


母さんこのメール
雪博行くよ 岐阜中央病院だって
タクシー ここまでお願いします
病院に着くと救急医療センターへ
〇〇の妻ですが
この方は今手術中で
係りの者を呼びますので
すみません ご家族の方ですか?
はい、今ですね 心臓付近に刺さった金属片をとっています
あと複数の骨折も
余談のならない状況です


どうしてだよ どうしてだよ
明日は卒業式だった
父も母も来てくれる予定だったのに

雪博君 雪ちゃんが病院まで来てくれた

京子さん大変なことになったわね
今手術中なんですよ

ごめん 雪ちゃん 少し一人にさせて

いやよ 雪博君を一人にはさせない
横にいるだけだから
そばにいさせて


手術室の入出中ランプが点滅
ドアが開いた
ご家族の方は・・・はい
別室で状況を説明しますので
雪博君大丈夫?
雪ちゃん お願いがあるんだ
かおり先生に明日の卒業式でれないと
伝えてほしんだ
わかった 伝える
何かあったら 連絡してね

ご家族の方は こちらへ

雪ちゃん家にかえろう

お父様の手術は一応成功しましたが
まだ昏睡状態です
今夜が峠です。
ですから今日は病院へお泊りください
宿泊場所がありますので
今から父にあえますか?
もう少ししたら呼びに行かせますので
控え室でお待ちください

親父 痛々しい姿に
母さん 雪博 いい 
このままあの人があの世に行くことがあっても
私がいるからね

翌朝も目を覚まさず昏睡状態が続き
二日目の朝
目を開けた

雪博 悪いな 卒業式出れなくて
そんなのいいんだ

卒業式なんかイベントだから
まあ そんこというなよ

とりあえず卒業証書もらってきな

お父さんは大丈夫だから

わかったよ

かおり先生ですか
父が目を覚ましました

 

学校の荷物をとりに行っていいですか
いいよ 学校も代休で休みだし
久しぶりの学校だな
こんなに広かったかな
人がいないとこんなに感じるんだな
さて職員室へ
かおり先生 雪博君来たね

先生その荷物は 
いや産休を取るのにね
荷物の整理してたんだよ

その人形は

あっこれね


私は本当
ファッションデザイナーに
なりたかっただよ

こんなかわいい制服なんかを作って

みんなを喜ばせたかった

この学校の制服の案を

これで作って校長先生に直訴しに行ったんだよ

でもかなわなかった

そのときね京子先生だけは
応援してくれた

友情出演 Dollghtersさんです。


あと一人と正憲さんね クラスの子も

教室に卒業証書おいてあるから

とりに行きなさい

はいありがとうございます

帰りに雪のところもよってあげてね

教室なんか暗いな

がらっ

雪博君 卒業おめでとう

入口で立ち止まってると

後ろからかおり先生が

早く入りなよ


みんな クラスの子全員 酪農部員

他のクラスの子

はい教壇の前に立って

あなたは本校において優秀な・・・

みんなが歌を歌ってくれてる

そして雪ちゃんが 花束を

雪博泣くな toshi君からの声援が

はい これを受け取りなさい

ここがあなたの友達がいるところよ

 

雪がメールしたら全員2時間前に来て

黒板にいっぱいに絵をかいて

準備してくれたのよ

雪博君 はい花束 それとみんなからの
寄せ書き

手が震えて 受け取れない

みんなの思いが詰まってる

だからここにいたい・・・


ねっ早く受け取って
みんなありがとう
それじゃ雪博君はお仕事
みんなの色紙に一言づつ書いてね
ドサッ
えーーこれからですか
うそよ もって帰って書きなさい
雪博君 お父さん 大丈夫?
雪ちゃんありがとう
何とかね
そうだ 京子ママにも食べてもらいたいから
お弁当作ってきたんだ

 

病院に行くんでしょう
だったら雪ちゃんも一緒に
かおり先生も行くのでちょっと待ってて

病院へ
母さん 卒業証書もらってきた
あとみんなからの色紙も
あと雪ちゃんから
お弁当も
雪ちゃんありがとう
なんか食べないとねと思いながら
何も喉を通らなかった
でもこのお弁当は残さず食べるね


京子先生 かおりさん
こんな事になって結婚式の仲人できないかも
4月12日だから
えっ かおり先生 結婚式の日決めたの
京子先生 どうか 引き受けてください
でも一人で仲人なんて
いるじゃないですか ここに 雪博が
えっかおり先生 ご冗談を
私は本気だ
雪ちゃんがお願いと目を向けて見ている


横で父さんが目をあけ

雪博 俺の代理で頼むは

仲人って

「両家の間をとり持つ」役目なんでしょう

そんな大役できませんよ

お前は適任じゃないか 二人とも知ってるし

相手の親族も俺の事故を知れば問題ないだろう

正憲さんも納得してるんですか

そりゃ二つ返事さ

今頃向こうの親族には話が言ってるから

それに お前の予行演習にもなるしな わはあはあ

親父意外と元気だな

いいんですか?どうなっても知りませんからね

先生 雪ちゃんが 近づいてきて

やった 一緒に親族の席に並びましょ

いやはやもう

スピーチがあるでしょう

もちろん雪博 出番だな 母さんがしてよ

私はおしとやかな妻ですから

一歩下がって

この親には・・・・

その夜は寄せ書きを必死こいて
書く雪博であった

 

<番外編>

桜月🌸outukiさん ユキヲ(🍓´▽`🍓)さん 
toshiさん あいめろさん Bettyちゃん 
ふうみん 🐦さん Dollghtersさん

みんなとの思い出がよみがえる


やっと終わった みんな色々書いてるな

人の色紙なんか見る事ないし
みんなのイメージが伝わってくる

あいちゃんいつも元気でちょっとお茶目

桜月🌸outukiさんはお花が大好き音楽も好き

ユキヲ(🍓´▽`🍓)さん誠実でクール

toshiさん 熱い心を秘めた思い 

Bettyちゃんは夢をもって絵をかいてる


ふうみん 🐦さんはゲーム大好き 人の応援も大好き
Dollghtersさんは 博学で勉強熱心
それじゃ 明日 みんなに渡して回ろうかな

卒業式のお礼もかねて
あぁここもあと数日か・・・
雪ちゃんとも・・

今回、お話に友情出演された方々です
盛大な拍手を👏👏
注:個人のイメージなのでご注意ください

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓 集

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

Twitterをしていて思うこと

今までヒーローではない

私が

少しだけ ヒーローになった気がする

だけど私の中にいるのは

良い人だけではないことも分かる

だけど両方を出すのは怖い

でも、昔書いたキャンパスノート

物語など、素直に書いてるのは本当

それで皆さんが喜んでもらえうるんだったら

それで いいか

 

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

人を助けたいとき

何を思う

何も思わないさ

助けたあげたいから力が出るね


魔女の宅急便より


癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

上を見続ければ

流した涙もこぼれない

そのまま乾いてしまう

だけど雨が降ると

その涙も流れ落ちる

悲しいことが重なりあった時は


しっかり 下を 向いて

涙を流そう


癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

生きる糧

それは幸せ

何でもいいよ

今日 食べたご飯 美味しかった

今日 あった人は楽しかった

今日 見た夢は 理想だった

明日は何がおこるのだろう

それが幸せ


癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

初夏の夕方

お風呂上りには、まだ少し肌寒い

外へ サイダーを飲む

何処からともなく聞こえる

ひぐらしの鳴く音とともに

匂ってくるお味噌汁の匂い

体のなかにきざまれた

懐かしい子供の時の
想いで

そんな思いを残せることが
できるのかな


癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

私たちは似ているようで
似ていない

だから
どちらかが

近づいてほしいと
どちらも感じている

そんな時勇気をもらえたら
明るい二人の未来が

来るのでしょう


癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

今日は100均でお買い物
いつもの風景
子供の買って買って攻撃

親 どちらかに決めなさい
子供 うんとね まとめて100円

親 根負け

世の中にこんなにものがあふれる時代
たかが100円
だけど変わらぬ風景

我慢ができない人に
なってはならない思い


癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓
小さな花たちには
それぞれの思いがある
だから寄り添って
つぶやく
ねぇ みんな
これを持つ人に
月夜の晩に
幸せを届けてあげましょう

今日も皆さんにいいねを沢山
ありがとうございます。
また明日元気が出たら


癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

今日は社内清掃があった
一人で黙々とやられている方
仲間とワイワイやられている方

うろうろと寂しそうに
動き回っている人

やっぱり一緒にやろうと
お声をかければよかったかな

気づかいができなくて
ごめんなさい。

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

頑張っても
頑張っても
報われない事があるよね

そんな時には
心の肥やしが増えたと
思うことにしよう

いつか咲かせる
小さな花でも
肥やしがあれば
長く咲いていられるからね


癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

ぴのまるさん
お誕生日おめでとうございます

ささやかながらお言葉を

四つ葉のクローバー
一つの葉に心を
二つの葉に愛を
三つの葉に幸せを
四つの葉に願いを

合わせた葉に 心愛幸願う
今日は一人の方に感動を😇
癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓
四つ葉のクローバー
一つの葉に心を
二つの葉に愛を
三つの葉に幸せを
四つの葉に願いを
合わせた葉に 心愛幸願う

一人の時は心に思いを
二人の時は愛し合う心を
三人の時には家族の幸せを
四人の時は合わせた願いを
おやすなさい。

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

ちゃんと見てくれているんだ
辛いときに寄りかかり

それ以上何も言わず
体は離れているけど
心はそばにいて
あなたの髪をなでているから

今日も皆様、ありがとうございました
おやすみなさい

ハナミズキ花言葉
「返礼」「私の思いを受け取ってください」

 

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

今日はピンクムーン
お月様も桜の散る夜に

ピンクに染められて

嬉しそうに
満面の笑みを浮かべて
いる様です


ガラスの靴
はかない思いを
壊れてしまいそうな
足元で
瞬間の
輝きをみせ
幸せをよぶ

 

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

人はいつも愛されたいと思う生き物だと思う

それは、長い子供時代を過ごして
周りの方々に愛されて
育ってきたからかな

大人になったら
今度は私達が愛する
出番ですよ

 

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

夜中ふと目が覚めた
夢に出てきたあなたは
何も話してくれない
黙ってこちらを見てるだけ

あなたの生き方で生きてごらん
でも いつも見ていてあげるから

これも一つの優しさなんだろうな

再度 おやすみなさい。


癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

みんなの心は、どんな心なの
悪にみちた心
氷の心
無関心な心
いやらしい心
うらやましい心
幸せな心
希望の心
ああ なんで 悩むんだろう
でも 許せない心には
立ち向かうことにしよう

今日は醜態をさらしお気持ちを
悪くされた方はすみませんでした


癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓
春風

光の中に埋もれていく
冬のかたち
何かをつかむ人
何かを手放す人
何かをまつ人

風の形は違えど
待つのは新しい風
そして、新しい風は
あなたを光と共に包んでいく


癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

人は争う生き物
そうやって生を守ってきたのだという

その反面
知識や感情も進化した

ただ生きるのではなく
死を受け入れることができる
どのような形で
死を受け入れる

正義 愛 自然の節理


ただ言えることは 

どう生きたかだと思う 

 

 

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓


この道に出会えば
走り出してしまうだろう
そして、この大きな海へ
飛び込むだろう
人生も同じ
与えられた道や
自分で切り開いた道
目の前に開けた道ができれば
突き進むしかない
希望の海へ

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓
今日は桜並木の中
お花見されている方が
いらっしゃいました
来年は、昔みたいに
大勢の方がお花見できるように
なればいいですね

会いたい人に
会えない日々
だけど心は桜色🌸🌸

みんな元気でいることが一番ですね

春風

光の中に埋もれていく
冬のかたち
何かをつかむ人
何かを手放す人
何かをまつ人

風の形は違えど
待つのは新しい風
そして、新しい風は
あなたを光と共に包んでい

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

ふと思う 幸せとは
家族の幸せ
恋人の幸せ
友人の幸せ
周りの幸せ

自分の幸せは何だろう
そうだ相手がいるから幸せを
感じるのだろう

小さな手に握られた
幸せが悲しくならないように

 


癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓
あなたはどんな人
あなたはどんな趣味
あなたはどんな想いがありますか
あなたはどんな優しさをもっていますか
あなたは誰に言葉を送りたい


癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

気になる人の姿は
いつも遠くでもあり近くに
人は思う力に満たされ
願う力は勇気を
自分に与えてくれる。

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓
いつも相手を思いやる言葉を
考えようと頑張る自分もいるが
そうでない時も多くある
そんな時思い浮かぶ言葉

自分は自分
あなたはあなた
ただ少し違うだけ

でもねそんな事で済まされない
人もいるんだよね😢

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓
昔、母が病気で入院 1年位
学校から帰ってきて
親父と兄のご飯の準備をしていた
あと洗濯や掃除など
その時、母の大変さが分かった
だから、少しだけでも手伝ってあげてね

 

 

顔癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓
あなたはどんな人
あなたはどんな趣味
あなたはどんな想いがありますか
あなたはどんな優しさをもっていますか
あなたは誰に言葉を送りたい


そろそろおやすみの時間ですね😀
久しぶりに一句

春風

光の中に埋もれていく
冬のかたち
何かをつかむ人
何かを手放す人
何かをまつ人

風の形は違えど
待つのは新しい風
そして、新しい風は
あなたを光と共に包んでいく

おやすみなさい😇


顔癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

自信がないのは
自信がつくほど努力できていない証拠。
納得行くまで努力しろ。
うまく行かない時でも自分を責めない。
少しずつでも間違ってても
進んでいることが大切。
私の心意気そんな感じです。


顔癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

この光は
私たちの
生命のあかし

だって生まれる前から
つながっていたんだ
だから出会える見守れる寄り添える
もっとそばにもっと抱き合おう

冬をつげる香りキンモクセイ
冬の寒さを待つ香り焼き芋
冬のなかあったかい香り薪の匂い
幸せの冬は彼女の匂い


顔癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

体は離れているけど
心はそばにいて
あなたの髪をなでているから


顔癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

あなたの音で笑顔になり
あなたの音で涙を流す
それは素敵な音楽
ずっと聞いていたい音たち
ずっとずっと
あなたの胸の鼓動を聞かせて
おばあちゃんになっても

by:月明かり&りんりん

顔癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

季節はずれの桜のように

冬に負けない人になって

苦しい時こそ根を張って

春を待たずに咲き誇ろう

前を向くそれだけでも

辛いことが時にはある

それでもあなたは

進むことをあきらめないで

半崎美子 "明日へ向かう人"から抜粋

 

顔癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

何気ない道端の花
人の帰りをまち
人の幸せを見守る

・そっと隣にいて帰りをいつでも待ち
 暖かく迎えてくれるのは
 みなさんの親なのかもしれませんね

 

顔癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

サンタさんへ

みんなコロナで大変です。

だからサンタさんも年をとってるから

こなくていいよ


・子供まで色々な思いをしているようです。

顔癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

人は無償の愛を欲しがる

でも、自分から愛を求めれば

無償の愛ではない

・恋愛に無償の愛は存在するのだろうか
 それは、一人では生きていけない者への
 特権ではなかろうか
 だからお互いに努力をすることが
 幸せへの近道なのだろう

顔癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓


人は何故、自信をもてるのか
それは、それを見守り
暖かく励ます人がそばにいてくれるから

自信がないのは
自信がつくほど努力できていない証拠。
納得行くまで努力しろ。
うまく行かない時でも自分を責めない。
少しずつでも間違ってても
進んでいることが大切。
私の心意気そんな感じです。

 

顔癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓
あなたの笑顔は
幼い子供の様
純白のほほえみ


人生の中で
自分のいる場所は
会うべき人のところへ

顔癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

私とめぐる季節 季節を感じて
春 始まりの時
夏 激しく
秋 穏やかに
冬 あたためあう
まるで恋のように


高く飛び上がり
私の未知への世界へ
見える希望は光の先に

顔癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

奇麗なお姉さんは
好きでしょう
私をもっとキレイにさせて

君と出会って
私にはないもの
それがあなたかもしれない

私の事、好きでしょう
だから
ずっと見ていてもいいのよ

なーにそんなに見つめないで
私の顔に何かついてるの
ずっとあなたの横顔を見てもいいですか?


癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

クリスマスプレゼント

なにが欲しいの

そっかサンタさんにお願いしなやきゃ


おもちゃ屋の中で
あちこちから聞こえる声
本当に欲しいのは、
おもちゃじゃないことが分かる
だから幸せが増えていく

 

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

今日も玄関の前で親の帰りを

待ってる子供がいる

やっと帰ってきたね早く暖かくして

家の近くに住んでいる子供が
たまに家に入れず玄関の前で
鍵を持たしていないのだろうか
色々と不安になる その子も不安な顔
声をかけようとしたら 親がかえって来た
安心した顔で家へ入っていった


癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓
雨上がりの日曜日
素敵な恋にめぐりあえた
秋の空と冬の足音

ひとあめごとに寒くなっていく季節に
巡り合えた暖かくなる恋

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

どこの空の下に

あの人はいるのだろう

遠き良き日の思い出


癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

あったかいごはん

食べてくれる人が

笑顔になる

いつも何が食べたいと聞かれる時が多い
その時は必ず食べたいものを言う
それは、作ってくれる人が
私を大事に思ってくれるから

 

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

星空を寝そべって

見上げている君を見ていると

無邪気な子供だった

昔昔あるところにデートをしている
若者がおったとさ
人は感動すると子供の表情に変わり
それを見ている人は幸せになると
言い伝えがあったそうじゃ


癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

ねえ、お腹痛いよと机の上でウロウロ

見守る段ボール箱の中で安心して

初めて,生まれた小さな命(子猫)


癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

寒い朝には

誰かがいつもヒータを付けていてくれる

家族の暖かさ

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

疲れて、こたつで寝てしまった

起きたら毛布が掛けてあり

小さな手で大きな毛布と成長を見せてくれた

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

降り出した雪

愛したあなたの足跡を追って

一歩一歩、同じ道 私も歩き出した

進んだ道 降り出した雪で見えなくなる前に

追いかけた

少し立ち止まっていてくれるあなたは

優しくひとひらの雪とともに私の手のなかへ


癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

出会いは人を強くさせ

そして思いを伝え

人は生きて未来をつむぐ

この世の中でかかわった人たちの思いは、あなたも含め
どんなことであっても未来を創るものになる

 


癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

興奮して寝付けない子供を

寝かしつけてクリスマスプレゼントを置く

子供の寝顔とパパママの汗

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

パパがいないから

うちにはサンタさん来ないの

女性のサンタさんもいるからきっと大丈夫よ

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

クリスマスツリーの飾りを選ぶとき

思い浮かぶのは

家でまっている子供たちの笑顔

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

好きでいられる事

それよりうれしい事は

一緒にいると楽しいと言われる事

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

世の中なんて、嘘だらけかもしれない

だけど、自分の好きな嘘を選んで、

それを信じよう それが自分なんだから

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

お金落としたよ

腰を落とし子供の顔をみる

良いことできたと満面の笑み

ありがとうの言葉がすっと出た

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

猫ふんじゃった

ソファーに寝転がると

必ずやっくる・胸の上でごろごろ

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

花言葉

いろいろあるけれど

思いよせる人の・心の花

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

見える事、見えない事

見えている事だけが決められる、

決して、見えない事を悪く思わないで

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

気になる人の姿は

いつも遠くにあり

自分に力を与えてくれる。

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

あのね、あーちゃんおもちゃが欲しいの

そうだね、あーちゃんには、
抱っこをしてあげる
うんいいよ じゃーがまんするう

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

泣いて 泣いて 泣きつかれた時

何か飲むと聞かれた瞬間 恋に落ちた

そばにいてくれるあなたに

花束を贈るとき

見えるものは

時の流れと始まりの日

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

夢見ても あの人のところに行けない
遠い空の向こう
でも いずれ行くことができる場所

楽しい毎日を届けてみよう
あの人のために

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓

分かれ道の恋

いつかつながることを夢見て

横に並んで歩こう、手の届くところまで

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓
また明日来るね
バイバイの手が上がった時の

寂しさは何だろう?

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓
泣いたあとに・・・

手を重ねて 大丈夫だよと 

言ってくれる人がいる幸せ(*´ω`*)


癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓
自分に足りないもの

夢、感動、笑い

そばにいて足していってくれるのは誰

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓
おいしいごはんを食べるとき

鼻歌を歌う人がいた

自分もそうだ、今幸せなんだな


飛び出していったあなた

悪いこと言ったか

でもね追いかけていったら立ち止まってくれた

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓
手をつなぐ恋人
手をつなぐ夫婦
手をつなぐ子供
手をつなぐ老人夫婦

みんな手をつなげば

幸せいっぱいになれるのに・・

癒してレター(⋈◍>◡<◍)。✧〓
言葉でいくら伝えても

ダメなときがある、でもね 笑って

ほっぺをつねって抱きつくの

昔のキャンパスノートに 書き綴られた言葉がありました。御開帳です。

昔のキャンパスノートに
書き綴られた言葉がありました。
ラブレター?恥ずかしいけど
御開帳です


昔のキャンパスノートシリーズ

もうこんなのいやだ

何やってもうまくいかないし

でも会いたい人に
会えあなくなるのも
そうだよ告白なんかするんじゃなかった
もうしない
だから 昔と同じになってほしい
時間を巻きもどせたら

おまじないでもしようかな

皆さんもこんな経験ありますか?

 

昔のキャンパスノートシリーズ

会いたいときに
会いたい

キスしたいときに
キスしたい

抱かれたいときに
抱かれたい


猫のように
甘えん坊で きまぐれだ

ツンデレの君は好きだけど

世話焼きな僕は

いつもかまってほしい


やばいよ こんなのあった


昔のキャンパスノートシリーズ

好きな人と話す電話

ねえ 今から会いに来て

どうしたの

何も答えない

どうしたの

もう遅い時間だし、いけないよ

だから君も家から出ないでね

その時 わかってあげられなかった

どんな時間でも 原チャリぶっ飛ばして

会いに行けばよかった

呼んでる君の心を

つかみに


昔のキャンパスノートシリーズ

家にいる猫の名前はミーだ

もともとは野良猫さんだった

だから外へのお出かけも

ご帰宅も自由

いつも勉強していると

机に乗ってきて ご挨拶

ある日にはお腹が痛いよと

お知らせしてきた

そうだよな妊娠して

お腹大きいものな

箱を準備

段ボール箱だけど


昔のキャンパスノートシリーズ

高校2年の五月

ああもう1か月過ぎた

そろそろ進学のこと考えなきゃいけないな

だけど、よそには行けないし

母が病気気味で心配です

いつも聞く言葉のなかに覇気がない

これ手伝って 料理手伝って 

言わなくても手伝うよ

だから休んでて

だから少しでも元気になって


すみません
こんなお話は期待していないと
思いますが

昔のキャンパスノートシリーズ

母の日に何を買おう

今日は母が好きだった花

白いバラ
かすみそう
チューリップ

でもな~花は残らないものな

分かった靴下にしよう

そしたら毎日、毎日
履いていた

良かった

でも花もあげたかった

バイトのお金 遊びに使っちゃった
後悔した日々


5月8日日曜日
2022 母の日 (日本)


昔のキャンパスノートシリーズ

学校の帰り、突然の雨

鞄に一つの折りたたみ傘

いつも入れてある

どうしようと友達と話している君

その子に近づき傘を差しだした

手を伸ばしてきて持った瞬間に

ダッシュ

火照った体が雨にさらされ

冷えていく


昔のキャンパスノートシリーズ


春も終わりをつげ

花たちは、旅立ち

新緑の羽が咲き誇る

そこに集まるのは

はしゃいだ子供たちの声

ある公園の一角のベンチに

その声を聴きながら

読書をしている女の子

風が吹いて 髪がなびく姿を

愛した日々


昔のキャンパスノートシリーズ

早く夏休み来ないかな

毎日 深夜まで 起きて遊ぶぞ

そして、部活 友達と海と川 釣り

バンド・・・

なんか毎日がアッという間に過ぎていく

勉強は?してないぞ

困った 困った

あーあ あの子と 夏祭り

行きたかったな


昔のキャンパスノートシリーズ

今日は夏祭りの準備

町内会で灯篭づくり

なんか書いて紙を張るんだよ

隣の親父がビールかたてに

枠組みを作ってる

いくつ作るのと

向かいのおねいさんの声

5個だってよ

なんか下町の気分だ

ちなみに灯篭には

世界平和・幸せ・愛

でも一番欲しかったのは

おねいさんの誉め言葉

このませガキが・・・


昔のキャンパスノートシリーズ

放課後の教室

夕日が眩しく差し込み

窓を開けると

カーテンが大きく膨らむ

その先で 君が黒板を消し

自分の荷物を持ち 帰る準備をしていた

お疲れ様 先に帰るねと

言った瞬間

君を後ろから抱きしめた


うん ありがとう
今、そうして欲しかったんだ

だから あなたと二人になるまで

残ってた


昔のキャンパスノートシリーズ

学校の帰り道行きかう人々の中

友達と笑いながら
きらめくあの子を見つけた

こちらも負けじと
大きな声で友達と騒ぐ

振り返る あの子と目が合う

そして、揺れる心の騒ぎ

ごまかして また大きな声で笑う

そんな片思い


昔のキャンパスノートシリーズ

あなたがひきづっているもの

取り出してごらんよ

一つ一つ ひも解いて

そばにいて一緒に

解いてあげるから

不思議だよね

一人では解けなかった

絡まった糸

綺麗に編むことができた

明日、また一緒にしようね


昔のキャンパスノートシリーズ

夏のかけら
降り出した雨に濡れながら

傘も持たず
逃れるすべもなく
ひたすら歩く日々

そこには夢も希望もなかった
あるのは、握り占めらた 鍵

どこかで あなたに出会えた時に
開く鍵

心を開く鍵には
あなたの思いが必要です

私にいただけませんか

あなたの思いとあなたの鍵を

 

昔のキャンパスノートシリーズ

春風

光の中に埋もれていく
冬のかたち
何かをつかむ人
何かを手放す人
何かをまつ人

風の形は違えど
待つのは新しい風
そして、新しい風は
あなたを光と共に包んでいく

 

もう一つの春風

あれから一年が過ぎ
友達も出来たし
ここの生活にもなれたのに
一人でいると膝を抱えて部屋の片隅で
涙を流している
やすらぎを求めて恋をするけど
何か物足りない時を過ごすだけ

ある朝の春の光に見た
あの人の思い出

心の中を駆け巡る
春風の中にいた
あの人の笑顔

今ではいつも隣に
大切なあなたが
心いっぱいになってる
二人でいると夢を抱えていつまでも
言葉を交わしている
あなたに包まれて恋をしている
一日が物足りない 時間を楽しむの

今日の春の光の中にいる
あなたの輝き

心の中駆け巡る
春風の中にいる 
あなたの優しさを


***************出逢い*****************

1番

この街のどこかに
私が好きになれる人がいる
探しにいこう
時にはオシャレをして
すべての私を見せて
私の思いを伝えられるあなたを
探しに行こうよ

なんでも言える人 すべてを受け止めてくれるあなた
私を優しくさせるあなた
いくらでも夢を話せるあなた
わがままを言えばきりがない
最後には 愛してくれるあなたが
一番だよ

2番

いつかそんなあなたが
現れるのを待つことじゃだめだね
私からすべて始めなければ
つらい時には 泣けばいい
楽しい時には 笑えばいい

なんでも言える人 すべてを受け止めてくれるあなた
私を優しくさせるあなた
いくらでも夢を話せるあなた
わがままを言えばきりがない
いつまでも一緒にいてくれるあなたが
好きだよ

『転校生物語』2部(新たな仲間たち)

雪ちゃんとかおり先生と
訪れた酪農家の家で
散歩に向かった二人
将来の事を語り合う
二人はどうなる

本編第2部


そうか雪ちゃんは獣医の道を
選ぶのか
俺は弁護士かな

さらっと言うのね
だって雪博君頭いいもん

すごい嫉妬しちゃう

授業中もなんかほかの事してるし
でも成績はトップ

やっぱり私とは
住む世界が違うのね

なんだお前ら私をおいて散歩か
かおり先生二日酔い大丈夫ですか
もうだいぶ楽になったので

帰ろうかな
まだダメですよ

夕方まで寝ていてくださいよ

そうかそうか
いいなお前らいい雰囲気で

雪ちゃん どうしたのお姉さん(かおり先生)

いいやね フラれたみたい

え 彼氏いたの・・・
あの 男勝りな先生に
うそだーーー
そうか昨日のやけ酒は
なるほど
でもどんな人だったの
いや幼なじみの人
今は都会でお医者さん
そうか
追いかけていけばいいのに
医者だったら
生活にも困らないのに

私もそうならないといいのに
なんか言った
雪ちゃん
いいや何も言ってないよ(悲しげな表情)

そろそろ先生大丈夫かな
じゃ先生が元気出る様なこと
やはり酒か
帰りにお土産でも買って
あげようか

じゃー行こう

今日は雪ちゃんの合格発表の日
自分はもう推薦で決まっている
でも,なんか自分が審判を
待つ思いだった
でも一緒に大学までついてきて
良かったかな
普通、親とかだよね
雪博君どうしよう
袖を引っ張られ
その手からドキドキが
伝わってくる
大丈夫だって
雪ちゃん頑張ったもの
絶対合格だよ

ほら行くよ
よう前ら
かおり先生(雪ちゃんの姉)
まだこんなところにいたのかよ
まあー楽しんできな
何?
雪ちゃん行くよ
袖を引っ張らながら
合格者の書いてある掲示版の前まで到着
雪ちゃん受験番号 何番 1129
いい肉の日か?あっ・・・
ほら、自分のことだろうしっかり顔を上げて
見なきゃ

どうありそう?

あった・・・・・
おめでとう・・・うう苦しい
すごい勢いで抱きしめられた
ほら大丈夫落ち着いて
あ¥¥当たった感触がたまらん

雪博君 あったよ あったよ
雪ちゃんおめでとう
夢への一歩だね

かおり先生・・さては先に見てたな
後ろに殺気を感じた

一部始終 スマホで撮影中の姉が
雪博くんどさくさに紛れて何を
されてるのかな
証拠はとったので
これから楽しみですな
すごい嫌な予感
またよからぬ事を
考えているような


雪ちゃんは家族でお祝いする予定に
なってる
雪博君こないの

いや、ここは家族だけで
今度どっかでみんなと
お祝いをしようよ
分かった今日はついてきてくれて
ありがとう
それと抱きついてごめんね
いや。それは OK??? 
(当たった感触が)

やはりな
家に帰ったら
親父に雪ちゃんに抱きしめられた
雪博の写真がかおり先生から
メール来たぞ

お前ら付き合ってのか
ちゃんとしろよ
俺が言うことはそれだけだ

そうだ母さんからの伝言
離すな!と言えだそうだ

誰に送ってるだ
親戚みんな・・・
雪ちゃんの親にも
かおり先生ーーーー!!!

親父今日の晩御飯は

手造りハンバーグ
煮込みハンバーグもあるぞ

もう高校生活も1か月
何か思い出になることはないかと
久しぶりに学校の酪農部に

雪ちゃんと二人で顔をだした。

新しいメンバーで
とても盛り上がっていた

知恵ちゃんが部長になり
何故か2年生5名だけだった
部員が20名になっていた

知恵ちゃんすごいね
先輩がいたからですよ
なんで・?

牛の雪雄がいたでしょう
その写真をみんなに
メールしたら
入部したいと
いっぱい来て

どんな写真送ったの

雪博先輩がお尻にヘッドバット
されている写真
本当の親子みたいに
牛って甘えるんだと

雪ちゃん知ってたの
知ってた
裏写真もある ふふふ


裏写真?
かおり先生から送られてきた写真
まさか・・・雪ちゃんに抱き!
先輩なんですかそんなに赤くなって

いやなんでもないよ

これですよ

牛と散歩をしていた時の
写真
雪ちゃんと雪博君の
間に挟まれて雪男

なんかね
みんな言ってた
家族3人で歩く写真みたいだねと


ほっとしてたら
まだまだあるんですよ
ムフフな写真が( ^ω^)・・・

えっそれは見せなくていい
なんでですか?

こんな胸がキュンとなる写真なのに

これですよ
みんなが帰るときに雪男が
悲しげにこちらを見ている写真だった

こんなにも動物が豊かな表情するんだな
どうしてなんだ

自分はなんか感じるときも
あるけど 他のひとも
見るとわかるのか

人ってすごいよね
こんなに感情を受け取ったり
発信したり
だからいろんな人や動物と
かかわると感受性が育つのかも
しれないね

そんなわけで
酪農部も安泰だな


卒業式も近づいてきた
そろそろ俺も引っ越しの準備
しなきゃな
大学にも入学金も払ったし
住むところは
もと自分の家だ
だから慌てる必要もなく
ここの暮らしを
楽しみたいと思ってる

雪ちゃんはたまに家に来て
ご飯を作ってくれる
親父の飯はいまいちだから
それに・・・

かおり先生もついてくる
そして毎回、耳元でささやく
雪博君
雪をおいて東京に行くのかい?
知らないぞ
あれくらいの美しさと性格
だったらみんながよって来るだろう
もう3か月後には
彼氏ができたりして
いいのかい・・ふっ
先生やめてくださいよ
自分も考えてますよ
なにをだい言ってみな


先生は、彼氏のところに行かないのですか
お医者さんでしょ
何もかも捨てて行っても
問題ないじゃないですか

かおり先生(*´艸`)
実は・・・・

赤ちゃんできたのよ
へぇー
みんなには内緒だぞ
雪博君だけにあかすから

それで彼が出世をあきらめて
こちらの大学病院に移籍するって
言うの

だから家に来て
酒飲まないんだ
おかしいなと思っていたんだ

毎晩 親父とどんちゃん騒ぎするのに
飯だけ食って帰るとは
おかしいと思った

しっ声でかいよ

ところで雪には告白しないのか

いやしますよ
でも日本人くらいですよ
告白して付き合う国は
プロポーズならともかく

しょうがないだろ
そういう習慣があるのだから

昔は付き合う=結婚を前提にだったんだから

ぐだぐだ言ってないで
自分の気持ちを素直に言ってみなさいよ

なんか、かおり先生は義理のおねいさんに
なった口ぶりですね

いいだろう、股間をさわった中じゃないか
変なこと言わないでくださいよ

あれは先生が軽トラのシフトを間違えて
冗談だよ

それから数日たった
雪ちゃんとデート
どこ行こうかな
カラオケ 美味しいものゲームセンター

あれ告白もしてないのにデート?

お待たせ
雪ちゃんが家に来た
今日、何処へ行きたい
うんとね
雪博君の東京の家
おじさんには許可とってあるから

えっ、遠いよここから3時間
日帰りできないよ

だから、ちゃんとお泊りセットもってきた
わわわ だめだよ付き合ってもいないのに

えっ 私達 付き合ってないの?
いやっ 俺も告白とかしてないし
けじめとか・・・俺と付き合ってください。

いいよ、ありがとう

でも、もうちゃんと告白されてるから

牛と散歩をしていた時に

こんなふうに、家族で歩きたいねと

もうね、プロポーズも聞けちゃった うふ💛

じゃあ行きましょう
そして、お母さまに挨拶を

えっ母さん居ないはずだけど
海外に1年は行ってるはず
学会の発表とか

一時帰国だってさ
放心状態の雪博であった
告白もロクにできないやつが

プ・・・プロポーズ 💦

さあ行くよ
待ってよ着替えとか
お泊りセットとか
いいの もう荷物送ってあるでしょ
男なんだから

かまわないから
大丈夫よ私が洗濯でも食事とか
全部面倒見てあげるから
レッツゴー
どうしようまた一波乱起きるぞ


東京、東京

新幹線のフォームについた
それじゃここから在来線に乗って
雪博君 いいの
駅出て近くの駐車場に行くから
おねいちゃんが待ってるから
かおり先生が・・・・
なんでいるんだよ
だっておねいちゃんの彼氏の引っ越しの
手伝いにきてるのよ
やばいって 先生 妊娠・・・(あぶな)
雪博くん 何がやばいの

いやあー かおり先生にまた
またとやかく言われそうで

へっ・・そうなの
雪博君 おねいちゃんの事 好きなんだ

そーよね私より綺麗で大人の女性だもんね

いやいや違うってば

なにが・・・ギュー いたたた

そうか 妊娠してること知らないのか?

なんで俺に話したの
なんかの嘘か


でもな、彼氏の引っ越しとか言ってたし

何、ぶつぶつ言ってるのよ

雪博君 行くよ 私の荷物もって

あれっ 俺もう尻に敷かれていない?

雪博君 こっちこっち

隣に背の高いかっこいい男性

あれが先生のフィアンセか 
もとい 彼氏か

先生 お迎えありがとうございます。

こちらは、私の旦那・・・彼氏の
正憲さん

どうも初めまして、雪博です。

あっ君か かおりがいつも話のしてる子は

雪ちゃん久しぶりだね
どうも久しぶりです。

私、なんか話のネタになるような事しましたかね


いいやね 高校3年にもなっていきなり転校してきて
酪農部員 また 学校では成績トップ

また 雪ちゃんの彼氏とはね

御見それしてるんですよ

先生どこまで話してるんだ・

でも分かることは

雪ちゃんが気に入るということは

私も気に入ることなんだけどね


心の声(なんてキザな野郎だでも悪い人には見えないな)

ありがとうございます。

さあ雪博君の家へ行こうか

場所は?

正憲さん 私が(かおり先生)知ってるから
大丈夫よ

えっ なんでかおり先生知ってんだよ
俺んち

なんか見えてきたぞ
母とかおり先生は知り合いか?

なんか、いつものかおり先生とは違うので
この猫かぶりめ


そういえば雪ちゃん
家にいつまで泊まるの

雪博君 私も(かおり先生)泊まるからね
先生は彼氏のところに泊まってくださいよ

いやいや管理責任というものが
ありまして

雪ちゃんの保護者としましては


そうね、別に入学まですることないし
一週間くらいいようかな

ディズニーランドにも行きたいし

家に着いたよ

母親が出てきた
両手を振って

いきなりかおり先生と抱擁を交わしていた

やっぱり知り合いか?

先生の荷物は?

雪博君気が利くのね

そこの二つね

私のもお願いね

雪博 早くもってこい 母親の声

やばい・・・やばい・・・
君も大変だな


正憲さんもそう思いますか?
あの姉妹ふたりですからね

どうやって、正憲さん 
かおり先生と知り合ったのですか

そうだね しいて言えば
君と同じだね

私も高校1年の時に引っ越したんだよ

そしたら同じ高校にかおりがいたんだよ

しかも、あなたの母上様 京子さん 
担任だったんだ


それでか、やっと話がつながった

正憲さんは、家に上がっていかないのですか
これから オペの最終確認なんだよ
また近いうちに挨拶に来ると思うので
よろしくね
仲人を頼みにね
じゃこれもっていってくださいよ
あちらの温泉饅頭です
わあ懐かしいな まだあるんだ
ありがとうね 
男二人意気投合


それとかおりに 
あまり酒を飲まさせないようにね
見張り番、頼めるかな

了解です。

代わりにうちの母に飲ませますから

そうか 京子さんも酒豪だからね

もしかしたら義理の兄になるのか

いいやまだ早い

人生何があるかわかんないし


家の中に入ると
怒涛の雪博コール

雪博早く荷物中に入れて
雪博君 部屋何処をつかえばいい
雪博 出前とって 特上寿司な
雪博 酒の配達頼んで
雪博君 冷蔵庫の中空っぽ

明日の朝ごはんの買い出し
ふぅ やっと雪ちゃんとスーパーへ
買い出し


お久ぶりだね 雪博君
近所の奥様達に囲まれて
いいわね 彼女さん
美人さん連れて 凱旋
そういえばお母さまにお土産いただいたのよ
高級なお菓子
日本語書いてあったのよ

嫌味をいわれながら
さっさと買い物を済ませ

近くの公園で一服

雪ちゃんが変なことを言い出した


実は、雪博君を連れて帰るまでやっかいになろうかと
思ってるんだ
それって、東京に戻らずに岐阜に戻って という事

そうなの
私が大学出て働くから
いつも近くにいてほしいのよ

いや、こんなお願い聞けないよね


なんで、雪ちゃんそんなにあわてるの
だって雪博君とそのまま離ればなれになったら

二度と会えない気がして

それと だってさびしいもん

好きな人が近くにいないというのは

分かったよ

でも俺の人生もちょっは考えさせてもらえる

そうだよね ただ私のわがままだよね

大丈夫だって

もう行こう

かおり先生と母が待ってるから


遅かったじゃない
久しぶりだから迷った
さては、二人で・・・

なわけないでしょう

ご要望のおつまみと
化粧道具

なんでかおり先生も化粧道具位もって来ないの

だって妊婦さんにはいらないもん
あっしまった

おねいちゃん妊娠してるの
えっ・・まあ・・
母、そんな事だろうと思った


急に会って話したいことがあると
連絡あったから

雪ちゃん久しぶりね
あの頃は生まれたばかりの赤ちゃんだったものね

そうそう雪博と雪ちゃんの二人の
赤ちゃんの時の写真がどっかに

わぁ かわいい

雪博 雪ちゃん 二人とも顔を見合わせた

かあさんはびっくりしたわよ


二人が抱き合って飛び跳ねてるときの写真見た時には

だから 離すなと父さんに伝えたけど
聞いてる

はい、聞いてます。

それで 少し運命を感じたの
あの田舎に
あなたを転校させたこと

私があの場所で先生をしたこと

かおり君に会ったこと
正憲君に会ったこと
パパにあったこと
雪ちゃんに・・・

 

雪ちゃんに会って
お嫁さんになってくれること
まだはやいか

全部つながってるんだと

そんな事より宴会だ あ・・・めでたいめでたい

今日は寝れないな

でも雪ちゃん横で泣いてた
嬉しそうに泣いてた

かおり先生も泣いてた

母も泣いてた

人ってうれしい時でも涙、流すんだな

俺も泣いてた


あっそれより
雪ちゃん大慌てで
かおりおねいちゃんにかけより

妊娠本当なの
誰の子

おいおい正憲さんだろ
うん?他にいたのか?

親には言ったの・・・

矢継ぎ早に質問攻め

まあ、雪ちゃん落ち着いて
母がなだめる

でもうれしい 兄弟ができて
おいおいそこは 甥 姪 だろ

かおり先生 今日から断酒だから
正憲さんにきつく言われました
伝えておきます。

え 一杯だけ ダメです。

その代わりいっぱい美味しいものを食べてください。

その夜は かおり先生の話で盛り上がったので
あった。

良かった雪博の話にならなくて

母が一言 雪博の子供はまだかね
あああ・・


あわwwww
母さん何言ってるの

雪ちゃん 私はいつでもいいわよ

でも大学出てからの方がいいかな

雪博君 ねっ

雪ちゃんもからかうのはよしてよ

えっ 私は本気よ

雪博 一本取られたな
母さんが変なこと言うからだよ

怖いこの女性三人組に囲まれて

しかも雪ちゃん天然すぎだー

まだ何もしてないのに・・・・・

夜も更けていったのだった


雪博君 おはよう
早く起きて
朝ごはんできてるわよ 
あなた・・・
はっ 目の前に雪ちゃん
早く起きて あ・な・た・・
びっくりし過ぎて
頭ゴツン 痛っ
お目覚めのキスは
ほっぺに(*´ε`*)チュされた
ダメだ起きられん
神様 私に なんという幸せを

やっとの事おさまり
起きてゆくと

母、かおり先生
ほら遅いぞ

雪ちゃんが最高の朝ごはん
作ってくれたんだから

早く顔 洗ってこい

へっこれって一人で作ったの
雪ちゃん そうよ

お母さまに認めてもらえるかな

朝から二人はのろけすぎ

先生は手伝ったの
私は保護者だから手はださん

そんな事言ってたら正憲さんに
逃げられますよ

うるさい ぺし

今日はね
女性三人組はお買い物

雪博君は荷物持ち
失敬 執事になってもらおう

いやいや留守番で・・・

いいのかそんな事言って
雪ちゃんがそろそろ水着
買いたいって 

雪博君と海 行くんだって
妬けるね

み・水着❣


さあお出かけ
かおり先生が化粧してるの
初めてみた

きれ・・・いたたた
なに見とれているのよ
雪ちゃんにつねられながら

今日は女性3人の執事なんだからね

ちゃんとエスコートしてね

はいわかりました
雪姫殿

タクシーよんでありますので
もうしばらくお待ちを

あの 青山まで

 

雪ちゃんの水着だったら
京子ママが買ってあげるね

ママ?ああもうだめだな
雪ちゃんの天然に侵されたか

そう 雪ちゃんは人を虜にしてしまう
天然キャラなのだ

心が純粋無垢 真っ白なこころ
誰にも翻弄されない

あの~つきました
何ぼさっとしてるの雪博
カードで払っといてね


さてわたしたちは
あの店を回って
この店も

このショップは水着がいいの
あるよ

雪博何してんのよ
店の前で

いいや恥ずかしくて入れないんです
誰が雪ちゃんの水着決めてくれんの

ほら早く入って

じゃじゅあん かおり先生が 
試着して出てきた
雪博君 これ似合う💛
あああああああ

赤くなった俺を
雪ちゃんが手を引っ張って
これどう思う
私に似合う
どれにするか迷うちゃう
雪博君決めて

今から試着室に入って
つけ終わったら呼ぶから

試着室の前で守ってね 待っててね

ドキドキが止まんね
服を脱ぐ音
服をかける音
足を上げる音

雪博君 開けていいよ

その前に目を閉じて
いいよ
わが青春の一枚に


ごクリ
雪ちゃん 綺麗だよ
似合ってるよ ありがとう
じゃ雪博君のも選んだから
これ着て並んでみて

か・かおり先生
なにいちゃついてるんだ
私のもいいだろう マタニティ用だ
先生ついてくる気満々でしょう
そりゃ 雪の保護者だもん

京子さんも綺麗
げげ 母の水着だ

京子さん ちょっとV過ぎない

対抗意識が強い母に
我ながら悩まされる

母さんやめてよ こっちぐらいで

いやよパパにこの写真送るんだから

雪博と雪ちゃんに 
あてられちゃったから

それでこれから雪博 執事 

お食事は何処ですか

 

えっとですね 
このノリでファミレスなんか言った日には
未来英豪けなされる。

オシャレなカフェで
ランチはいかがでしょうか?

そこのパンケーキは絶品で
なんとも言えないハーモニーが

わあ素敵

そうでしょう そうでしょう

母 でもあんたみたいな
さえない男子がこんな店しってるのよ


そうなんだ
雪博君 誰かと来たんだ

いいもん やきもちを焼く 雪ちゃん

いいや 雪ちゃんと一緒にきたくてね
色んな店 探してた 一件なんです。

うそだー 雪博君が

みんなに言われながら
楽しい買い物と食事を済ませて
家へ向かった

雪ちゃん ありがとね
私のためにお店探してくれて

 

いや うそかもしれないよ

だって 私わかるもん

雪博君は嘘はつかないし
ついてもすぐばれる

でも人を傷つけない為の嘘は
許してあげる

自分が恥ずかしくなる嘘は
ついてほしくないもん

交わした約束
守られることはなくても

ちゃんと感じられる嘘を
ついてほしいから

そんな気持ちにいつもさせてね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『転校生物語』 第1部 (高校卒業前の転校 田舎の学校へ)

物語の構想を
転校生のお話でもどうですかね
都会から田舎の学校へ転入
まだ知らぬ自然との会話
都会ににはない人づきあい
そして、新しい恋
この場所にずっと住みたくなる様な

転校生物語

俺の名前は雪博(ゆきひろ)

親が冬の寒い日に生まれたから
雪を染める位な博学をもった人になれと
つけてもらったが
ダメダメな人生である


俺は、17才の冬、高校を卒業まじかであったが
転校をさせられ東北の雪深い田舎へ
移り住んだのである。

 

大学受験もあるのに親は何を考えているんだ

都会の大学でエンジョイしまくるつもりだった俺

親に見透かされているのか?

親は大学でなにか知らないが生物の研究をしている
そんでもってこの地方にある重要な研究素材があって
移住してきたのだ

俺は残ると聞かなかったが

俺は残る! 卒業まで残る大学も都会で!

親父の一言 
『一人で生きていくならいいぞ』と脅しにも似た言葉で
転校させられた

そんでもって
この辺に高校が農業関係のところしかなく

岐阜県農業高等学校(仮名)に行くことになった

冬休み明けの1月6日の始業式の日に
親父と職員室に行き

担任の先生に会わされた
どんなおっさんかが出てくるのかと想像していると

美人な女性教師だった
だけど
すっぴんに雨靴のジャージ姿
上着は農業用の防寒具

かおり先生~

遠くから女子生徒の声が

牛が産気づいてる・・・早く来てください

はいはい

そういえば・・・ふふふ 

 

あなた 雪博君も今日から私の生徒だよね

あなたも一緒に来て

そこに私のジャージがあるからそれ着て

雪ちゃん雪博君を一緒にお産場所まで連れて行って

先生道具を色々準備してくるから

1次破水 2次破水?

パシャーと聞こえたから1次かな

分かったわ

花ちゃん(母牛)を奇麗な場所に移動して

 


ワラをしいておいて

あなた早くジャージ着なさい そこで着替えて 

雪ちゃん 雪博君を連れて行って手伝わせて

早く来なさいよ

渡り廊下を抜け

校舎の裏側に古びたプレハブ小屋が

中に入ると強烈なにおいが

そこうんこ踏んでるよ 新品のスニーカーが

花ちゃん引っ張っていくから柵を開けて

 

こっちだよ奥の部屋へ
ワラがそこに積んであるから
一輪車に載せてもってきて
なに鼻なんかつまんで
雪ちゃんよく平気だなと思いながら
涙目でわらをもって行き敷き詰めた
準備いいか かおり先生登場
ゴムバンドと縄と滑車
長ーい手袋と消毒液みたいのをもって
さっそうと現れた


おもむろに牛のあそこ手を入れ
大丈夫だね子牛の態勢OKだね
足の上に鼻があれば大丈夫
でも陣痛が弱いし羊膜がもう破れているから
お産のお手伝いをしましょう
しっぽを前へ引っ張り
足出てるから引っ張るよ
ゴムバンドを子牛の足にくくりつけ
滑車で引っ張る
もう出るよ

バシャーと生きよいよく出てきた
羊膜を取り払い先生が呼吸の確認
羊水を飲み込んでいないね
大丈夫そうだね
雪ちゃん後よろしくね
雪博君 早くワラで体を拭くの
俺はおろおろしながら
雪ちゃんの真似をしながら一生懸命
子牛の体をさすった
こうして体をわらの束でさすり
濡れた体を乾かしながら

 

体のマッサージをするの
だんだん体が暖かくなってきたでしょう
ほら背中もお腹も足も全身に血液がめぐって
脈を打ってる
ほら目が開いてこっち見てるよ
目が輝いてきたよ
体の細胞が動いてきた
生きる力が出てくるの
もっと愛情を注いで拭いてあげて
そうだね
一生懸命マッサージをした

 


そしたら母牛になめさせるの
母乳の出が良くなるから
母牛が持っている菌が赤ちゃんにうつるの
抵抗力になる
母牛が羊膜や胎盤を食べてる
なんで教えてないのにそんなことするのだろう
それはね、
血の匂いで危険な動物が近づいてこない様に
食べるみたいだけど

よくわからないわ、人だけね 食べないのは 
でも食べたらびっくりだ そうだね
医学書にも食べても効果はないみたい
感染の危険もあるそうよ
でも再生医療などには、ヒト胎盤の細胞(トロフォブラスト幹細胞から
ヒトTS細胞の樹立に成功などあるは
よく知ってるね
私ね獣医を目指してるの

 

だから勉強しなくっちゃいけないの
もっと生命を知りたい
もっと医学を知りたいの
そろそろ子牛が立つわ
小さな前足をプルプルさせながら
どうにか立とうとしている
頑張れもう少しだ、
ほら後ろ脚がもうちょっとで伸びる
プルプル
ほら頑張れ
ほら頑張って
立ったーーーー
雪ちゃんとハイタッチ

 

先生がへそうのうにヨウチンをつける
オスだな
雪ちゃんがなんか寂しそうな顔をした
母牛の初乳を飲ませて
これも抵抗力をつける一つなの
目をまん丸にして一生懸命飲んでる
二人ともお疲れさん
体中にワラとうんちの匂いがしみついている
雪ちゃんから一言
ありがとう手伝ってくれて


雪ちゃんが握手を求めてきた
手を握るとうんちがついた ギャー
これで ここの部活に入ること決定
・そんなーもう部活決まっちゃったの
まあ、雪ちゃんがいるならいいや

おい、お前らいちゃついてないで
風呂入ってこい 

かおり先生がニヤニヤしながら
一緒に入るなよ・・・入るか!

ほんと学校に露天風呂付
だから水着きて一緒に入ることになった
これも かおり先生のたくらみとは気づかず
本当に大変だったでしょう
あなたどこの人 先生の知り合い?
いやー転校生なんだ
よくこんな田舎に来たわね
かおり先生なんで
こちらも大人の魅力たまらん
ううう。。。だめだ立てない


先上がるね
ゆでタコになって風呂から上がると
雪ちゃんが牛乳を差し出してくれた
ごくごく なんだか濃ゆい うまい
無調整だからね
殺菌はしてるからお腹壊さないと思う
雪ちゃんの石鹸の香りが男心をくすぐる
ねえ あの子牛の名前つけないの?
つけないよ 寂しくなるから
どうして?今に分かるよ・・・


今日のお礼にうちでご飯食べていかない
行こうかな
親父に連絡して事の成り行きを説明
ほうそうか、お前もパパになったか
誰が牛のパパじゃー 俺は牛じゃない
だって牛はほとんどが人口受精だろ
生まれた時に立ち会った人が
親になるんだ
まあ冗談だがな、
でも今に分かるさ

雪ちゃんの家まで送ってもらった
お邪魔します。親父もついてくるのか?
雪ちゃんとの邪魔はするなよ・・心の中で
アッ かおり先生? なんでいるの?
紹介するね 私の姉なの
よー来たなうんち君 そして酪農部員君 
もう酒臭い
今日はめでたい日だ 飲むぞー 
かおり先生はやっぱりオヤジだった

雪ちゃんの家は酪農家ではないの
いやおじいちゃんの時代でたたんだの
昔は牛さんいっぱいたんだけどね
おかげでおねいちゃんは獣医
お父さんも獣医の家系なの
だからか獣医になりたいのは

違うわ、私動物が好きだから
いつも触れるから

人って色々余計な事をして
感情的になるじゃない
でも動物はいたずらしても 
なぜか許してしまうじゃない

それは、病気も同じなの
人間は必ず治そうとするけど
動物は仕方ないからこのままとなってしまう

そうではないと思うの

生きる力がある時には、助けてあげたいの


かおり先生は美人だけどオヤジ
それに比べ雪ちゃんは・・かわいいな

おい 雪博君 いいか雪に手を出すんじゃないぞ
お姉さまの許しを得てからだよーーーん
こらニヤニヤするな
はっ・・はい 
じゃまた明日 おやすみなさい
学校にいった日に牛のお産かよ
これから俺に何が起きるんだ
やっぱり親父を恨む・・・
親父は、なにか ご両親と仲良く話をしてるが
知り合いなのか?

しかし雪ちゃんは・・・最高
高校最後の冬は楽しむぞ

<教室編>

かおり先生
またジャージかよ!女らしくしたら
うるさい私の事はいいいから
今から転校生を紹介する
なんで3年のこの時期に転校生くるの?
ウソだ
本当だ 雪博君 さー入って
挨拶して
東京の高校からきました 雪博と言います。
親父の関係で転校しました。

趣味は、ゲームかな
あとは、バイオリンを少し
へー!バイオリン弾けるんだ
そうそう雪ちゃんから聞いたよ
酪農部員になっただって・・・・
まーそんなことです。
はい・・もういいから座って、
席は、雪ちゃんの隣ね
教科書見せてあげてね
まだ届いていないのよ
ラッキーだまたあの石鹸の匂いするかなー

えー先生 やんちゃそうな晴彦君が一言
わが高校のマドンナにそんなことさせるなんて
俺のでいいから貸すよ
お前は教科書無しでどうするだい
おまえは あ・ほ・か
授業はじめるぞ
当然高校だから普通科目もあり
さらに農業関係の授業もある
結構ハードな日々になりそうだ
授業も終わり晴彦君が近寄よる


肩を揉まれながら小声で
なあーお前、雪ちゃんに惚れてるだろう
そんな事ないですよ
なんで酪農部員なんかに入ったんだ
あそこは大変なんだぞ
牛、豚、鶏 世話をしないといけないだぞ
3年生はとっくに引退しているのに
雪ちゃん部長だけど、次の部長が決まっていないんだ
だからまだ顔を出してる


受験もあるのに
晴彦君は・・気楽そうだよね
あっしまったつい口が
俺は、家業の酪農を継ぐからいいの

そうだお前の歓迎会しないとな
あれ、いちゃもんつけに来たんじゃないのか

晴彦君 いいやつ?
実は雪ちゃんを自分も手伝いたいのだが
家業の手伝いでいっぱいだから
俺が手伝ってくれる事を
うれしく思っていたのであった

 

雪博君、一緒に部活行くよ
雪ちゃんが呼びに来た

なに、晴弘君とひそひそ話し
またエロい事でも話してたんでしょう
そんな話ししてないよ

後輩に自己紹介するからついてきて
後、雪博君は今日から部長代理だから
へーーーーーーー
それは困ります。
大丈夫名前だけだから

服装はジャージね
それと私これから受験を控えているから
余りいけなくなるの
でも図書室で勉強してるから問題があったら来て

俺も受験勉強を・・・

親父さんから聞いたわよ
東京の大学に推薦決まってるって

うあー親父余計な事を

部室にて、今日から酪農部員になった雪博君です。

あー3年生の雪博君です。
ざわざわ3年生?

みじかい間ですがよろしくお願いします。

雪先輩もう3年生は引退しないといけないじゃないですか?

雪博君は、学校の生活になれるためにお願いしました。
そんな話聞いてないぞ

そこで、私が受験の間、部長代理にします。
だけど何にもできないと思うので

 


私との連絡員になってもらいます。
雪先輩、そんな事しないで部長を決めてくださいよ
そうなんだけど、もうちょっと待って
はいそれじゃ牛小屋の清掃から初めてください。
え、俺も・・・
豚小屋はさらに大変
鶏もつつかれるし
一日でへとへとだ
帰り道、雪ちゃんと帰る事になった
なんで部長を決めないの


それがね候補が二人いてどちらかを選ぶと
片方がやめてしまいそうなのよ
あーなんとなく分かる
指示してるやつが二人いた
それに二人とも私に告白してきたの
雪ちゃん もてるんだ
すごくわかる気がする
だから私が決めるとなんか大変になりそう
だから、雪博君が決めてもらいたいの
無茶苦茶言うな


なんでかと言うと牛のお産で
一生懸命手伝っている姿を見て
この人に決めてもらおうとおもちゃった

お願いしていい?

分かったよ

かおり先生からも雪ちゃんの頼み事を
聞いてやれと言われたしな
こんな話かよ
さてはあの混浴の代償はこれか!

いいよ、分かった
でも条件が、雪ちゃんと一緒に勉強をしてもいいかな

本当うれしい、だったら数学教えてね
じゃーそうするよ

<部長決め>

はい酪農部員みなさん
清掃始めます。
それでは、佐藤君と山口君
二人交代でみんなに指示をしてください。
一週間ずつの交代です。
雪博先輩なんでですか?
はっきり言います。
二人は、次の部長候補です。
私が見て2週間でどちらかに決めます。
文句は無しです。


雪先輩はこの件知ってるんですか?
今から伝えます。
もうこの時期になって次の部長が
決まらないのはおかしいので
かおり先生には伝えてあります。
了解済みです。
ここはあえて俺が罪をかぶるか
佐藤君は、黙々と自分の仕事をするタイプ
山口君は、みんなとワイワイやるタイプ
どっちだ・・・・


自分と違う種族とはどうだ
佐藤君は、よく観察して気が付いたことを指示してるな
山口君は、ルーチン作業をてきぱきと
こりゃ決定だな
それでは2週間経ちました
部長を任命したいと思います。
それでは、山口君に決定と言いたいところだが
佐藤君は意義があるかな


特にないです。私は、動物が好きで入部しました
部長になることではないです。
よろしい、じゃあジャンケンして
勝ったほうが部長ね
えー何だったの2週間

みんなどちらとも差別しないように
指示に従っていたし
どちらも良いところあったし

それだよ

みんなが一人のために協力できる

さらに平等に対応している
リーダーは一人じゃない
個々の力は、リーダーであり
それぞれちゃんと考えて行動してる
それほど雪先輩の指示が的確で
皆さんの力を伸ばしているか
だから、俺みたいな部長代理で務まるわけだ
だからどちらでも良いので
恨みっこなしのジャンケンな

 

みんなの大きな笑い声が聞こえた
結果は、なんと 
知恵ちゃんに決定
結局2年生5名がジャンケンして決めたみたい
よしよし、ちょっと間の抜けた知恵ちゃんだが
誠実、素直
きつい労働をせざる負えない部活は、
女性のほうが男子生徒が動くから良い
俺もそうだけど がははは・・


<子牛の存在>
先日生まれた子牛も
大きくなっていく
いつも俺の顔を見ると近寄ってくる
そしてじゃれる様にお尻にヘッドバット
決めてくる
実は、名前を付けないよと言われたが
俺は勝手に名前を付けている
雪男と・・・勝手になずけた
心の中でいつもそう呼んでる

実は去年生まれたオス牛がもう一頭いるのだが
春には食肉用として売られていくことに
なっている
そういうことなのか
経済動物の宿命ないのか
なんかテレビで見たな
牛を番号で呼んでるところを
そうだよな
雪ちゃんも名前つけないと言ってたのに
番号か・・・・・


家の猫を番号なんかで呼んでいる
人なんかいない
そうだよな
いずれ消えていなくなる存在である為に
番号がいいのだろう
名前って大事なんだな
人も番号で呼ばれたら
すぐ忘れてしまうことができるんだろうか

雪博君何考えてるの
あっ雪ちゃん
いいや別に雪を・・・
子牛の世話をしていただけだよ
こいつ牛乳の飲み方が半端なく
かわいいんだ、目が大きくなって
そっか・・・もうお父さん気分だね
おかげで、部員のみんなは、
子牛担当は俺に決定だって
雪ちゃん勉強はどう

何とかなってるよ
志望大学にも願書出したし
そうだ雪博君 子供作ってみない
えっ誰と・・・
真っ赤な顔
わ・た・し・と・・うそ
花ちゃんの
人口受精で妊娠させるの
この学校では、かおり先生が獣医だから
そのお手伝いかな
実際には、経験を積まないと難しいけど

そんな大変なこと
お手伝いなんかできないよ
新しい命をまた雪男と同じにしたくない
雪男?
子牛に名前をつけたの
あれほど付けたら悲しい思いをすると
言ったじゃない
私はね
新しい命も雪男も意味があると思うの
それがたとえ食べられる運命でも

それは、私達も同じ
どんなふうに生まれた時の中で
生きていくにか
役立つことがあるのか
悲しいことかもしれないけど
命はつなぐ事の出来るものなの
だからきっと・・
あっ、かおり先生
雪博君、残念だけどその子牛は、
来週には、別の牧場に行くことに
決まったわ
だから今のうちにお別れしときなさい。

先生、来年じゃないの?
学校では、基本処分ができないの
処分?食卓へ
俺たちが食べるものは、
生まれても自分の寿命を迎えることができない
当然の話だが誰かを生かすために犠牲になってる
犠牲という言葉は適切でない
命のもとかな
私たちが食べているものに
命があることを忘れてしまっている


自分に嫌気がさしてきた
だけど食べないわけにはいかない
だから感謝を忘れないよう
雪男と名付けて思い出すように
だけどこの子牛をそのまま手放したくない
そんな思いが日に日に強くなっている
これが親になるってことなのか?

数日後
よう雪博君、子牛とお別れしたの
かおり先生
まあとりあえずは・・・・
心配しないで、
引き取り先の農家は、雄牛の繁殖用として
飼育したいって言ってるよ
だから15年位は生きてるよ
本当ですか?
また会いに行けるのですか?

その時は、雪と一緒に行っておいで
どうよ雪との関係は、キスはしたのか?
もうあんなことやこんなことまで

先生らしからぬ言葉ですよ
そんなしてませんせんよ
キスも・・・・
受験勉強に集中してほしいので・・
そうか
今度、受験終わったらいいとこ連れて行って
あげるよ
また温泉ですか?


お休みの日・・・
二人ともおはよう
かおり先生おはようございます。
雪ちゃんも受験やっと終わったね
あとは、合格あるのみだね
雪博君ありがとう
色々勉強教えてもらって
先生、今日は何処へ連れて行ってくれるのですか
また温泉ですか?
いいから車に乗って
この軽トラですか?

三人乗れるの
雪博君は、真ん中な 両手に花で
早く乗りな
えーと、シフトはここで
クラッチは、ここ
では出発、
ふふ ここでお決まりのエンストすれば
笑ってやる
スムーズに発進
手が滑った そこは・・・・
ふふ大きいな・・・
何処へいくのですか先生
雪男(子牛)の行ったところだよ

やった会えるのですか?
のどかな風景が続く中

いい香りのする菜の花畑を通り過ぎ
いつもの香りのする酪農農家へ着いた
小さいところだな牛十頭位しかいない

あ、雪男だでかくなったな・・・
頭をなでてやると後ろに回り尻に頭突き
おいおいこんなにでかくなると尻が持ち上がるぞ

家のご主人が出てきた
先生とあいさつしている
師匠ご無沙汰してます。
師匠・・
君が雪男の名付け親か
この牛はいい、優しいし、たくましい
いい種牛になるよ
でも・・冷凍精液が安定した牛をつくるのでは
ないですか?
いいやそれも必要だけど個性も必要なんだよ


人間も同じだよ。
兄弟とか同じ遺伝子を持っていても
違いが出てくるだろう
決していい血統だけではないと思う

そうだ、君には、雪男の一番初めの子牛をあげよう
それが、この牛を大切に育てたお礼だ
困ります。私のうちは農家でもないんで・・・


かおり先生が横から
師匠ありがとうございます。
うちの学校で引き取らせてもらいます。
そうだ、かおり君
今日は泊まっていかんか
少し話したいこともあるし
それまで、近くの温泉に入ってゆっくりしてくれば
いいだろう
はいわかりました。
雪博君、雪ちゃんそれでは
参ろうか 温泉へ・・・・

へーこんな場所に温泉が
先生入口一つしかないですけど

あと、カウンターも
雪博君 喜びなさい・・ここは混浴だ
しかも露天風呂だ・・・
脱衣所も一か所しかない
チャンスだぞ・・・
何がですか?
先生がそんな事言っていいですか?

雪ちゃんがさっさと中へ・・・
さー雪博君も中へ


雪ちゃんが脱いでる・・・
目を閉じてごめんなさい。

雪博君待って、私の裸見たくないの
だめです。
だめです。

うっそー
水着着てるから大丈夫よ

ほーらお前も脱げー
男は、パンツでいいだろー

先生、だましましたね。何が・・・・


さあ混浴温泉へ
ああああああ・・・生き返るわ
先生 親父みたいなこと
言わないでくださいよ
いいだろー
美女二人に囲まれて混浴だぞ
もっと喜べ
いやいや二人?ではないから
げぼ・・・肘射ち

師匠の家へ
今日は宴会だ

かおり先生そんな飲んじゃーダメだって
いやいやめでたいめでたい

何がそんなにめでたいのですか

雪博君 君は雪と
この農場を継ぎなさい

なに・・よしてくださいよ
いや本気だ

師匠がこの農場やめたいから
私に譲るというのであーーーる

それなら僕には関係ないですよ
いやそれは、お前を推薦しといたから

いやーーめでたいめでたい
うーー出る___

翌朝 先生大丈夫ですか
いやだめ

雪ちゃん先生だめそうだね
そんじゃー牛連れて散歩にでも
行きましょうよ
川沿いすごく綺麗だし
そうだね行こう

ねぇ雪博くん
進学どうするの
都会の学校行くんだよね
うんーーん
私は大学受かったら
獣医をめざすよ
この町でいっぱい
牛の種・・・
たくさん子牛が生まれるように
頑張ろうと思う

だから雪博君
もしよければ私と一緒に
この町でいてほしいの

雪ちゃん・・・・